3倍の媒体費をかけて、“3倍以上の成果”を狙った雑誌広告

Case:sequential ad

ブラジル北東部の「Bahia州政府」による、州都サルヴァトールで開催予定の航空ショーを告知するための雑誌広告。

雑誌の見開き右ページに3ページ連続で広告出稿を行い、“航空ショーのパイロットのアクロバティックな視点を再現する”というクリエイティブ。

それぞれ航空機の傾きが0度の視点、90度傾けた視点、180度傾けた視点になっています。

 

最初の2ページには写真だけでメッセージは一切入っておらず、
最後の3ページ目にはじめて「10月29日の午後4時に、Barra灯台で航空ショーを開催します」と記して、読者の疑問を解消するという流れになっていました。

『航空ショーのワンダフルな体験』を市民に想起させるために、ストーリーのある連続した広告出稿で実現するという企画。

今回広告出稿した雑誌がどういったものかは不明ですが、このような企画の効果を最大限高めるためには、定期購読者の多い1ページあたりの閲読率が高く、始めのページから最後のページまでじっくり読まれるような雑誌に出稿することが前提になると感じました。

こういうメディアの使い方は面白いですね。

参考サイト

・I believe in advertising
http://www.ibelieveinadv.com/2012/02/government-of-bahia-air-show/

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