ホームレス支援団体 “QRコードを用いた寄付金集め”

Case:QR codes

イギリスで活動する路上生活者の支援団体「Simon on the Streets」による寄付金を募るためのプロモーション。

同団体は人通りの多い街中の様々な地点に、路上生活者(ホームレス)の存在を連想させる、薄汚れた毛布やビニール袋、ペットボトルなどのアイテムとともにQRコードを明記したダンボールを設置しました。(これらのアイテムが置かれた様子はあたかも“ホームレスが野宿しているように見える”ようになっていました。)

この仕掛けを見て気になった市民がダンボールに描かれたQRコードを携帯電話で読み込むことで、世界最大級の寄付仲介サイト「JustGiving」の同団体専用ページにアクセスされ、そのまま『ホームレス支援』の活動に寄付ができるという企画。

市民がこのインスタレーションを目にし、ホームレスに対して「少しでも援助したい、何とかしてあげたい」という問題意識をもったまさにその瞬間に手軽に寄付ができるというスキームが特長です。

人の気持ちが高ぶっている瞬間、問題意識をもった瞬間を上手く捉えること、そして、まさにその時、その場所で、生活者に簡単な仕組みで行動まで促すスキームを提示することの2点が、移り気な生活者に広告主が望む行動を取らせるための効率的な方法の一つなのではないかと考えさせてくれるケースです。

 

「Simon on the Streets」がこのような寄付金集めの方法を考案した背景として、クリスマスの時期にホームレスに直接お金を施そうとする市民がイギリスでは大勢いるそうですが、同時にホームレスに直接お金を手渡すことによりドラッグやお酒関連のトラブルの可能性を助長するという危惧を持つ人も少なからず存在したため、そういった不安感を払拭してより効果的に寄付金を募る方法の一つになればと考えて企画実施に至ったそうです。

QRコードを活用したプロモーション事例に関心のある方は下記もご覧ください。
世界のQRコード広告/プロモーション(まとめ)

参考サイト

・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/simon_on_the_streets_qr_codes?size=_original

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