水族館の快適な環境を守る“ヒーロー”を当番制展示 都市型水族館のPR×CSR施策

“生物多様性”に価値を見出した水族館の新展示が、都市型水族館でスタートします。

株式会社青々が札幌市内で運営する水族館「AOAO SAPPORO」は、水槽の環境維持を支える“掃除生物”たちに注目した新たな展示「おそうじスタッフの当番札」を2026年5月30日(土)より開催。

同水族館は、生物たちの快適な環境づくりのためにスタッフの清掃を行うだけでなく、生物の習性を利用。水槽中のコケや食べのこし、砂のよごれ、有害生物などを食べる習性のある生物たちは、人の手では難しい清掃作業を担う“ヒーロー”のような存在です。

展示では、ヒーローたちの活躍を紹介し、AOAO SAPPOROのきれいな水槽の秘密と今日の“掃除”を担当する生物がわかる「当番札」を、館内の「LIBRARY AQUARIUM」に設置しました。

AOAO SAPPORO

展示を当番制にすることで、「今日はどの掃除生物が担当か」を確かめに来たくなる仕組みを作っています。一度見れば終わりではなく、担当が変わるたびに見に行く楽しみが生まれ、リピーターを育てる効果も期待できるでしょう。

12種類・43本の水槽に当番札を置くことで来館者の館内回遊を誘発し、来館者の滞在時間を増やすことで、飲食や物販などの購買行動への波及や顧客満足度の向上にも寄与する施策です。

また、イベントは5月22日(金)「国際生物多様性の日」や、5月30日(土)「ごみゼロの日」への親和性も高いことが特徴です。

生物多様性の啓発を“展示体験”に落とし込み、普段は主役になりにくい“掃除生物”の生態・役割・習性を理解する「観察の視点」を与えながら、良好な環境が生態系の循環で保たれることを可視化し、環境配慮の行動変容につなげる入口としても機能します。

都市型水族館が新たな角度での展示を軸に、集客施策とCSR活動を両立した事例です。

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