ファンの熱量を成果につなげる 講談社『スター・ウォーズ』クイズイベント

コンテンツビジネスの世界において、オンラインでのイベントやコミュニティが定着した今、リアルイベントの価値をどうビジネスへ発展させるかが課題です。

株式会社講談社が主催する「ディズニーファン・チャレンジ」は、ファンの熱狂を逃さずに次のアクションへと導き、購買行動へ促す緻密な設計を試みています。

東京ディズニーランド®、東京ディズニーシー®のオフィシャルスポンサーでもある同社は、ディズニー公式のオンラインクイズイベント「ディズニーファン・チャレンジ」を開設しました。

2026年8月1日(土)から9月14日(月)まで開催される第3回では、既存の「チャレンジコース」に加え、「東京ディズニーリゾートコース」と「STAR WARS(スター・ウォーズ)コース」を新設。制限時間は30分。キャラクターやストーリー、メカニック、パークなどの各ジャンルからクイズを全40問出題します。

この新コースの開設を記念して、抽選で選ばれた50名を招待する初のリアルイベントを2026年8月1日(土)14:00から開催します。

申し込みは2026年7月13日(月)まで受け付けており、イベント自体の参加費は無料ですが、実際にクイズを解くためのクイズ受験料(早期割引価格:3,800円※)が当日必要となります(※オンラインでの通常クイズ受験料は税込4,000円)。

当日会場に集まった参加者は、同じ熱量を持ったファンとともにクイズに挑戦。さらに、ゲストとして、スター・ウォーズコース監修者の久保卓哉氏や、スター・ウォーズ カルトクイズ世界王者・藤井隆史氏を迎え、問題の解説やここでしか聞けないトークを実施し、希少性の高い時間を提供します。

クイズだけであればパソコンやスマートフォンから自宅でも受けられますが、わざわざ講談社本社まで足を運ぶという「限定感」もファンにとっては貴重な体験となるでしょう。

その裏側で、ビジネスモデルもスマートに設計されています。決済方法をクレジットカードに限定し、現金ハンドリングの手間を省きながら、イベント参加者を有料コンテンツの購入者へとスムーズに転換。終了後には公式関連書籍の発売を予定しており、購入を後押しします。

同イベントに関して、クイズの問題内容や解説といった核心部分のネタバレは禁止しつつも、それ以外はSNS等での発信はOK。参加者自らによってイベントの盛り上がりがリアルタイムでSNSに投稿されることで認知を広げ、同日から本格的にスタートするオンラインクイズ本体へのプロモーションとして機能します。

熱量の高いファンが集う場を提供するだけでなく、回答後に解説を聞けるというリアルな体験を提供し、クレジットカードによるオンライン決済、SNSでの認知拡大までを誘導。最終的に関連書籍の購買へ着地させます。IPを活用したファンビジネスにおいて、クイズをフックにファンの熱量を高めるモデルケースといえるでしょう。

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