自分の全裸の写真は誰の手にも渡らせてはいけない 名曲と共に警鐘を鳴らした動画

ヨーロッパで青少年に対する性犯罪の撲滅を目指すNGO・AMBER Alert Europeは、全裸の写真をデータとして保管したり、誰かに見せたりすることの危険性を啓蒙した動画を公開しました。インターネット上でやりとりされるデータの監視を行うイギリスのInternet Watch Foundationによると、2019年以降に未成年者による裸の写真の送受信が77%も増加してしまった事態を受け、改めて自分や自分の家族のプライバシーを守ることの大切さを訴えています。

 

主人公の誕生日を祝うホームパーティーで、母親が昔の写真――まだ赤ちゃんだった主人公が服を一切着ないままキッチンでいたずらをしている一幕を参加者に公開すると、あまりの面白さに続々と人が集まり出します。

当該写真を表示したスマートフォンの画面が次々に撮影され、さらにSNSにもアップロードされ、その様子を人づてに聞くことになってしまった主人公は、いまなお写真を見せびらかす親に対して落胆した表情を向けます。

「自分の裸の写真は誰の手にも渡らせてはいけない。自分が最も信頼する親でさえも」というキャッチコピーとともに幕を下ろす動画は、裸の写真を誰かに渡してしまうと、たとえ悪意がなかったとしてもインターネットを経由してすぐに拡散されてしまうリスクを訴えました。

BGMに使用されたのはフランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフの代表曲「Non, Je Ne Regrette Rien(水に流して)」で、迫力を備えた演出によって当事者だけでなくその保護者に対しても警鐘を鳴らしました。

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