LGBTQの一大イベント期間にブラジルの街を彩った、Burger Kingの従業員のOOH

ブラジルのBurger Kingは、毎年6月に開催されるPride Month(以下、プライド月間)にあわせ、#BKParadeというハッシュタグとともにさまざまなセクシャリティを持つ自社の従業員を主役にしたOOHを公開しました。

プライド月間とは、セクシャルマイノリティのパレードとして広く認知されている期間のことで、世界各国でLGBTQの権利に関するイベントなどが行われる期間のことを指します。日本でも毎年6月に東京・代々木公園をはじめとした全国主要都市でパレードが行われています(なお、新型コロナウイルス感染症の影響で2021年はオンライン開催されました)。

公開されたビジュアルは”Our team, our pride(わたしたちの従業員は、わたしたちの誇り)”という力強い文言とBurger Kingの従業員の写真のみで構成されたシンプルな内容。背景にはジェンダーマイノリティの象徴でもあるレインボーが描かれています。

同社でBusiness Managerを務めるWesley Wolgaはネクタイを締めていたり、Recruitment AnalystのKarina Alvesはレインボー柄のマントを羽織っていたり、Sales ManagerのFilipe M. Noguieraは王冠をかぶっていたり、それぞれが自由なポーズを取っている様子が伺えます。

全従業員のうち、約2,700人が自らをLGBTQであると公言しているBurger KingのOOHは、ブラジル各地の屋外媒体に掲載され、年に一度のイベントを彩りました。

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