“プロモーションをエンターテインメントに昇華させた”Contrexの市民参加型プロモーション第2弾 “Fire Experience”

Case:Fire experience

ミネラルウォーターブランド「コントレックス」のパリ市内で実施された市民参加型プロモーション(第2弾)をご紹介します。
※昨年開催された第1弾はコチラ

プロモーションの狙い(コンセプト)

広告テーマは、『Slimming doesn’t have to be boring(ダイエットって必ずしも退屈である必要なんてないよ)』。
「コントレックス」が『ダイエットに励む女性を楽しく・愉快に応援するブランドである』ことを市民に示唆することが狙いのプロモーションです。

施策内容

夜間、市民を招集した街中の広場にジムによく置いてある足踏みバイク(?)を20台ほど設置します。
(因みに各バイクのそばには「コントレックス」のボトルも置かれています)

突然、広場の前にある建物の壁面が炎で覆われます。こちらの炎は勿論本物の炎ではなく、プロジェクションマッピング技術を使って、壁面に投影しているものです。

広場に集まった人たちはこの後何が起こるのか、固唾を飲んでことの推移を見守ります。

そんな中、上半身裸のマッチョな男性が壁面のベランダに突如姿を現し、『助けてくれ―!』といわんばかりに絶叫します。

その後壁面のあちこちのベランダから、同じようにマッチョ男性があらわれ、広場に集まっている女性に前に置いてある足踏みペダルを踏んでくれるようジェスチャーで促します。

「え!わたしが??」っ的な感じのこちらの女性。

前に出てきてペダルを踏むと、何とペダル器具の先から水が勢いよく壁面に向かって噴射されます。


これにベランダにいる半裸のマッチョ男性たちは大喜びで、ダンスしたり、投げキッスなどをして、女性達にもっとペダルを踏んでくれるよう、あおりにあおります。



これに乗せられてペダルを踏んでいる女性たちは、テンションマックスでみんなノリノリでエクササイズに励みます。

集まった女性たちの盛り上がりもハンパないです。

しばらくして、プロジェクションマッピングで投影された炎が消される(女性たちが頑張ってエクササイズすることで噴射された水で消火されたという意味合い)と、白い煙の中からベランダにいた男性たちが揃って登場して、プロモーションはフィナーレを迎えます。

参加した女性たちは、コントレックスを飲んでイベントの余韻に浸っているようでした。

昨年の第1弾プロモーションと同様、女性たちのノリノリで楽しんでいる笑顔がとても印象的でした。
商品のプロモーションだけど、極上のエンターテインメントに仕立て上げているのが素敵です。

動画はコチラ

参考サイト

・buzzillablog
http://www.buzzillablog.com/2012/10/macontrexperience-season-2.html

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