防災靴を買い足さず新作スニーカーを備えに ABC-MARTのフェーズフリー提案
株式会社エービーシー・マートは2026年8月17日(月)、9月1日(火)の「防災の日」に向けて、新作シューズ18種類による「フェーズフリーな足元防災」を発表しました。特別な防災靴を新たに用意するのではなく、日常の快適さと非常時の安全性を兼ね備えた靴を、新作商品の中から提案しています。
非常食や防災グッズの準備が進む一方、災害時の移動を支える足元の備えは見落とされがち。避難時には、瓦礫やガラス片が散乱した道や、雨でぬかるんだ路面を歩くことも想定されます。
そこで同社は、「“いつも”の履き心地が、“もしも”の安心に」というメッセージを掲げ、普段履く一足を非常時にも役立てる「フェーズフリーな靴選び」を打ち出しました。

紹介する18種類は、機能別に3つのカテゴリーに分類し、それぞれ6種類を選定しています。1つ目は、濡れた路面などでも滑りにくいアウトソールを採用したシューズ。2つ目は、手を使わずに履ける設計やスリッポン構造を備えたシューズです。
3つ目は、防水透湿機能を備え、天候の変化に対応するシューズ。DANNER、MERRELL、New Balanceなど、複数ブランドの商品を取りそろえています。

新作シューズをブランド別に並べるのではなく、“災害時の足元”という共通テーマでまとめ、防災の日に合わせたひとつの企画として提案しました。防滑性・着脱性・オールウェザー対応という機能を防災の文脈に置き換えることで、普段使いの商品に「もしもの備え」という新たな選択理由を加えています。
同社は、非常持出袋の点検とあわせて、普段履くシューズの機能性を見直すことを呼びかけています。新たな防災用品を買い足すのではなく、日常の買い物の中に防災という視点を取り入れるのが今回の提案です。
既存の商品機能を防災の観点から捉え直し、「防災の日」という生活者の関心が高まるタイミングに合わせて訴求しました。
商品そのものを防災仕様に変えるのではなく、商品の見せ方を変えることで新たな購入理由をつくる。新商品に季節や記念日の文脈を組み合わせ、複数ブランドの商品をひとつのテーマで伝えるマーケティング手法として参考になる事例です。
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