スタバ×霧島酒造が示すCSR スツール購入で森づくり“都城”で広がる共創と循環
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社と霧島酒造株式会社が、宮崎県都城市で資源循環プロジェクトの新たな展開を発表。
霧島酒造とスターバックスがコラボレーションして誕生した複合施設「KIRISHIMA GREENSHIP icoia(以下、icoia)」の客席で使用しているスツールと同じ仕様のものを販売し、売上の一部を宮崎県都城市の森づくりに還元する取り組みです。
「コーヒー」と「焼酎」。一見接点のなさそうな2つの飲み物が、都城市でつながっています。

これは、都城市ならびに一般社団法人more treesとともに実施している「みやこんじょ資源循環森林プロジェクト(通称ODEN)」の一環です。(「ODEN」については、こちらをご覧ください)
都城市にあるicoiaに足を運べるのは、都城近郊に住む人にどうしても限られてしまいます。そこで「ODENスツール」を買うことで、都城の森づくりに参加してもらえるよう、関わる人の輪を全国に広げているのです。

また、今回発表された「ODENスツール」の取り組み以外にも、2社はさまざまな活動をしています。
例えば、ODEN発足時に紹介した「たい肥づくり」です。両社の事業活動により排出される「コーヒー“かす”や焼酎“かす“を捨てずに地域の資源に変えられないか」と、たい肥に変えることに挑戦。そのたい肥を使用した育苗を行っています。
地域でのワークショップの開催や都城市内で採取したどんぐりの種子を育てるなどの取り組みも行い、地域との関係性にもつなげています。

ちなみに、2社のコラボが世に知られたのはcoiaがオープンした2026年1月。焼酎メーカーの施設にスタバという意外な組み合わせで話題となりました。
プロジェクト立ち上げの背景は、スターバックスが社内研修で霧島酒造を訪問したことをきっかけだそうです(詳細はこちら)。

自社だけでは成立しなかった仕組みが、異業種・行政・大学・NPOがタッグを組むことで大きく前進した事例です。
CSR活動を「どう広げるか」「誰を巻き込むか」「どう届けるか」。都城のどんぐりが少しずつ育つように、この取り組みも着実に広がっています。
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