実店舗をCMの主役に Yogiboに学ぶ”来店したくなる”ブランド体験設計
セール施策は、価格や割引率を前面に打ち出すコミュニケーションになりがちですが、近年は一時的な購買だけでなく、企業への愛着や来店につながる接点を育てる設計へ重心を移す企業も増えています。
そんな中、Yogiboは2026年7月17日(金)から新CM「Yogibo 感謝祭 2026」放映を開始しました。
CMの舞台は、大阪にある旗艦店・Yogibo Store 御堂筋本町店です。法被とヘルメット姿の38人の子どもたちが小さな職人となり、A・Bの2チームに分かれて出演。提灯ややぐら、神輿などを運び込みながら、店内を少しずつ感謝祭会場へと変えていく様子を描いています。

会場がつくられていく過程を丁寧に描くことで、感謝祭が始まることへの期待感を高める演出となっています。
今回の焦点は、実在する店舗を商品を販売する場ではなく、Yogiboの世界観を体現する舞台として活用していることです。架空の撮影セットではなく、実際の旗艦店を舞台にすることで、CMのイメージと現実の場所が自然に結び付き、「行ってみたい」という来店意欲を喚起しています。

店舗そのものをブランドとの接点として位置付け、広告接触から来店までを自然に導く設計としていることも特徴です。さらに、セール品を安く購入できる機会ではなく、年に一度の感謝祭という情緒的な価値を加えている点も見逃せません。

価格だけを理由に購買を促すのではなく、「どのような思いで開催するのか」という背景を伝えることで、Yogiboへの親近感や好意を醸成し、中長期的なブランド資産の形成につなげています。
また、企業や店舗スタッフではなく、子どもたちを主役に据えたことも特徴です。一方的に感謝を伝えるのではなく、みんなで会場をつくり上げる物語として描くことで、販促色を和らげ、親しみやすさを感じさせています。
\「Yogibo 感謝祭 2026」開催決定✨/
7/17(金)〜8/17(月)AM8:59まで、全品10%OFFの感謝祭セールを開催!
気になっていた商品をゲットする、絶好のチャンスです。▼詳しくはこちらhttps://t.co/mc8u9Ovizs#yogibo感謝祭2026 pic.twitter.com/X0Et31Y3gp
— Yogibo Japan 公式 (@yogibojapan) July 13, 2026
テレビに加え、Web動画、YouTube、Instagram、X、TikTok、OOHでも同じ世界観を展開することで、多様な接点を創出しメッセージを届けるコミュニケーション設計にも一貫性が見られます。
セールを価格競争ではなく感謝を伝える機会へと転換し、広告と店舗を連動させたコミュニケーションによって、短期的な販促と中長期的なブランド形成を両立させた事例といえるでしょう。
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