CMがドラマに? Adobeの“つい見てしまう広告”とは

これは本当にCMなのか、それともドラマなのか。Adobeによる動画シリーズ「The Marketers」はそんな疑問を抱かせるCMです。

本シリーズは、実際のドラマのようにシーズンごとに物語が続いていく構成になっており、単発の広告ではなく“追いかけたくなるコンテンツ”として作りこまれています。

さらに、Hasan Minhaj(ハサン・ミンハジ)をはじめとした知名度の高いキャストを起用していることもあり、その豪華さについ見入ってしまいます。

舞台はAdobeのマーケティングチーム。新しいAcrobatの機能をどう世に広めるかをテーマに、個性豊かなメンバーたちが議論を繰り広げます。

ABテストにこだわるデータ担当、トレンドを語る若手、過去の成功体験を語るベテランなど、“マーケあるある”が随所に散りばめられたコメディ仕立ての内容です。

一見すると完全にエンタメコンテンツですが、会話の中には自然にプロダクトの機能が織り込まれています。

プレゼン資料の自動生成や要約、共同編集といったAcrobatのAI機能が、「説明」ではなく「使われるシーン」として描かれることで、視聴者は無理なくその価値を理解することができるでしょう。

この施策の秀逸な点は、広告のフォーマットそのものを変えている点にあります。従来のように短時間で機能を詰め込むのではなく、あえて尺の長いストーリー形式を採用。

続きが気になる構成やキャラクターの掛け合いによって、広告であることを忘れさせるほどの没入感を生み出しており、“長いけど面白いから見てしまう”設計となっています。

さらに、マーケター自身を登場人物として描いている点も特徴的です。ターゲットと同じ職種の“あるある”を描くことで、強い共感を引き出し、結果としてプロダクト理解へとつなげています。

短尺動画がトレンドの時代に、あえて長尺で挑戦するドラマ型広告の好例です。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る