菅田将暉の“うろおぼ絵”を商品化 調査から生まれた春のコミュニケーション設計

森永乳業株式会社は、チルドコーヒー「マウントレーニア」の新CM「うろおぼ絵」篇を2026年3月16日(月)より公開しました。CMキャラクターを務める菅田将暉さんがうろ覚えで描いた直筆イラストをそのまま採用した限定パッケージを、3月下旬より順次全国で数量限定発売します。

この企画の起点となったのは、森永乳業が独自に実施した調査です。「がんばらないといけない」と最も感じる月を尋ねたところ、春(3〜5月)と回答した割合が36.6%にのぼり、四季の中で最多となっています。

この数字をダイレクトに訴求するのではなく、「春だからこそ、肩の力を抜いてほしい」というブランドメッセージの裏付けとすることで、企画全体に必然性を持たせています。

マウントレーニア

通常、広告やパッケージのビジュアルには美しさや完成度が求められますが、あえて“うろ覚え”のイラストをパッケージに採用することで、肩の力を抜くというメッセージを体現しました。

桜・ギター・故郷である大阪の箕面山など全4種のモチーフは菅田さん自身がセレクトしており、タレントの個人的な背景が商品に直接反映されています。それぞれのモチーフに菅田さんならではのエピソードが紐づいているため、4種をそろえたくなるコレクション性も自然に生まれています。

同商品の発売に合わせ、公式YouTubeチャンネルではCM本編(30秒)とメイキング映像を公開。限定パッケージ情報をまとめた特設サイトも開設されました。

CMのコンセプトをパッケージにも反映させ、話題化から購買までを一連のコミュニケーションとして設計。広告表現と商品体験を横断した施策といえるでしょう。

春は肩に力が入りやすい季節という生活背景を捉え、あえて不完全なイラストを採用することで、適度に力を抜くことの大切さを示しています。

さらに、CMのメイキングを通じて制作過程もコンテンツ化し、過度にPR色を強めることなくタッチポイントを拡張。

春の訴求が飽和しやすい市場において、一貫したコンセプトを軸に各要素を組み立てるアプローチは、企画設計を考えるうえでの手がかりになりそうです。

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