\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<6/9-6/15>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、森永乳業、天然温泉こまき楽の湯、ドン・キホーテ、講談社、プロミスの事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. アイス好き以外は入店をお断りーーMOW PRIME 注文の多いアイス店

森永乳業が体験型アイスショップ「MOW PRIME(モウ プライム)注文の多いアイス店」を6月5日(木)から8日(日)までの4日間の期間限定で、ZeroBase表参道(東京都港区北青山)にオープン。

アイスクリームラバー以外の入店は“お断り”だという、この期間限定ショップは、MOW PRIMEの魅力を最大限に引き出した食べ方が体験できる特別な空間。

そして、来店者がお店からのさまざまな注文にこたえていくというルールが設けられているようです。

最初のルールは「“清めの水”を手にふりかけ、しっかりもみこんでください」……お店に足を踏み入れると投げかけられるこんな注文を皮切りに、アイスクリームを最大限に楽しむための演出が施されるという仕掛けとなっています。

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2. 空×銭湯で地域活性化!まちの風景を新たな体験に再構築「飛行機サウナ」プロジェクトとは

愛知県小牧市の「天然温泉こまき楽の湯」は、2025年6月中旬、飛行機をテーマにした没入型の新サウナ空間「飛行機サウナ」をオープンします。

天然温泉こまき楽の湯は、すぐそばには県営名古屋空港(通称・小牧空港)があり、株式会社フジドリームエアラインズ(FDA)のすべてに異なるカラーリングが施された旅客機や、航空自衛隊小牧基地から飛び立つ輸送機など、航空機を間近に感じられるという全国でも類を見ないロケーションが特徴です。

今回リニューアルオープンするサウナにも、空の魅力を感じられる要素が盛り込まれています。サウナ内は、飛行機のキャビンを思わせる曲線構造が木材で表現された空間に。室内は滑走路を模した照明や、座席シート風のベンチ、機体を思わせるような窓のデザイン、FADグッズを使った室内装飾など、まるで航空機に搭乗したかのようなサウナ体験ができそうです。

また、サウナでのオートロウリュの際には、航空アナウンス風の演出も予定されており、「ただいまより機内ロウリュサービスを開始いたします」「快適な汗の旅をお楽しみください」といったアナウンスで、耳からも空の旅気分を味わえます。

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3. ドン・キホーテに不穏な怪文書……SFドラマ『マルクト』の不可解プロモ

都市にあふれるさまざまな落書きや貼り紙……近年では、時にアートやヴァンダリズム(芸術や文化の破壊行為)としても評価されますが、社会への警告や問題提起といった「ノイズ」を模ったもの。ノイズに遭遇した人の心の動きを広告に生かそうというユニークな広告事例が登場しました。

6月初旬から、ドン・キホーテ梅田本店(大阪・梅田)、新宿店(東京・新大久保)のトイレに、「量産型大学生のなかに秘密国家のクローンが潜んでいる」と警告する怪文書が掲出されています。

陰謀論めいた文章が記されたポスターと、「タイプA」などと名付けられ、その特徴が書き込まれた“量産型大学生”の写真が……。

人の少ない深夜帯でなくとも、その不穏な存在感や不可解な言葉に、薄気味悪さや恐怖心を思わず感じてしまうことは間違いありません。

しかし、落ち着いてトイレ内を見回すと、そこには「このドラマはフィクションですか?」というキャッチコピーとともにロゴやQRコードが記された“ネタバレ”ステッカーが見つかります。

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4.  30周年の『頭文字D』クルマメーカー7社とコラボOOH「クルマ愛宣言広告」掲出

ヤングマガジンで連載された漫画『頭⽂字D』が30周年を記念して、特別な広告を掲出しました。掲出場所は、東急⽥園都市線渋⾕駅 B1F改札外 A0・A1出⼝⽅⾯ 道⽞坂ハッピーボードAで、掲出期間は2025年6月9日(⽉)から6月15(⽇)までとなっています。

今回掲出されたのは、なんと作中に登場するクルマメーカー7社(スズキ、スバル、トヨタ、⽇産、ホンダ、マツダ、三菱⾃動⾞)とのコラボが実現したもの。「クルマが好きでよかった」「私たちもです」と、作品とメーカー7社が⼀緒になってクルマ愛を宣⾔しています。

渋⾕駅地下に掲出された全⻑約22mの巨⼤広告は、左側に7社それぞれの作中に登場したクルマの絵が、右側に7社の企業ロゴが並ぶ、前代未聞の光景となっています。今回描かれたのは、スズキのカプチーノ、スバルのインプレッサ、トヨタのSW20 MR2、⽇産のBNR34 GT-R、ホンダのNSX、マツダのB6 ユーノス・ロードスター、そして三菱⾃動⾞のCN9A ランサーエボリューションⅣといった名だたる名車の数々のよう。

また、中央には、『頭⽂字D』作者のしげの秀⼀さんが実に11年半ぶりとなる描き下ろしイラストで「プロジェクトD」が描かれています。「クルマが好きでよかった」というキャッチコピーは、作品ファンに留まらずすべてのクルマファンの愛を肯定し、⼀緒に宣⾔できる合⾔葉。⼀度きりのコラボによって実現した感動のグラフィックは圧巻です。

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5. プロミスエール! Z世代と上司・先輩の“モヤモヤ”を見える化する「モヤりのち晴れ展」

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が展開するプロミスは、プロミスなりの“応援”を世の中に届ける「プロミスエール! プロジェクト」を2024年より実施しています。このプロジェクトは、価値観が多様化し、一人ひとりが異なる目標や悩みを持つ現代において、ひとりでも多くの人が前向きになれる社会を目指したものです。

2024年に実施した「弱音デトックススタジオ」が好評であったことを受け、プロジェクト第2弾として、「モヤりのち晴れ展」を 2025年6月12日(木)から6月15日(日)の期間、ZeroBase 渋谷にて開催します。

今回のイベントは、職場で感じるコミュニケーションギャップによる“モヤモヤ” を見て・晴らす、Z世代の若手社員×上司・先輩のすれ違いをテーマにした体験型展示イベントとなっています。

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先週から引き続き注目を集めた2事例に加えて、新たな施策紹介記事が注目を集めました。

広告とイベント、どちらも施策の背景にあるものの説得力が際立つ事例ばかり。どのようにこうしたクリエイティブにたどり着いたのか、ストーリー性のあるものは多くの人に読まれる事例となる傾向を感じます。

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