『メダリスト』の世界観を再現。全長4mの”氷上の表彰台広告”でアニメ放送をPR

講談社は2025年1月4日(土)から放送が開始されたTVアニメ『メダリスト』を記念し、2025年1月6日(月)から2025年1月12日(日)まで、東急プラザ表参道原宿「オモカド」エントランスをジャックした「氷上の表彰台広告」を展開。

本広告は漫画『メダリスト』の熱い世界観をリアルな空間で体験できる仕掛けが施されており、話題を呼んでいます。

フィギュアスケートの世界で夢を追い求める『メダリスト』の魅力

『メダリスト』は、人生を懸けてフィギュアスケートの世界で夢を追い求める主人公たちの物語。スケーターとして挫折を味わった青年・明浦路司と、夢を抱く少女・結束いのりがタッグを組み、栄光のメダリストを目指す熱いストーリーが展開されます。

アニメは毎週土曜深夜1時30分からテレビ朝日系全国ネット“NUMAnimation”枠などで放送中。主題歌には米津玄師の「BOW AND ARROW」や、ねぐせ。の「アタシのドレス」が起用され、映像と音楽の融合がさらなる感動を引き出します。

全長4メートルの巨大ポスターと階段が一体となる圧巻のビジュアル

広告の特徴のひとつは、全長4メートルの巨大ポスターと34段の階段が一体化して主人公・結束いのりが表彰台の頂点に駆け上がる姿を表現しているところ。階段の最上段が金色で装飾され、金メダルを象徴するデザインに仕上げられています。

また、周囲に鏡面素材を取り入れることで氷上をイメージさせる輝きを演出。見る角度によって広告全体が立体的に見える仕掛けとなっており、現地では「ぴったり重なるアングル」を探す楽しみも。

さらに、階段に大きく描かれたコピー「自分が望んだこの場所で 私は最強になりたい。」は、主人公いのりの熱い思いを代弁。フィギュアスケートに人生を懸ける彼女の強い決意が、見る人の心を思わず引き付けます。

描き下ろしイラストがファンの注目を集める

中央に描かれた主人公いのりの巨大ポスターは、作者・つるまいかだ氏による描き下ろし。アニメ放送記念という特別なタイミングを祝う一枚で、ファンにとっては見逃せないポイントです。

この描き下ろしイラストや広告は月刊アフタヌーン公式Xアカウントでも公開されており、SNSでも「美しすぎる」「これ以上かっこいい広告はあるのか」など、反響を呼んでいます。

表参道という舞台の効果と広告の狙い

東急プラザ表参道原宿「オモカド」という人通りの多い場所での広告展開は、視認性と話題性を効果的に高めています。若者や観光客が多く訪れるこの場所に広告を掲出することで、既存ファンだけでなく作品をまだ知らない層へのアプローチもできるでしょう。

また、SNS映えするデザインは訪れた人々による写真投稿やシェアを促し、広告効果を拡大するもの。実際に現地を訪れたファンが撮影した写真がSNSで拡散されることで、作品の認知度向上に大きく貢献しそうです。

今後の期待

今回の「氷上の表彰台広告」は広告としての視覚的効果だけでなく、作品の世界観やキャラクターの思いを実際に体験できる施策。こうした「体験型広告」は多くの話題を集め、有力なプロモーション手法として今後も注目を集めることが期待されます。

作品を象徴する金メダルへの道のりを広告に落とし込んだこの試みは、『メダリスト』のファンだけでなく、新たな読者や視聴者を引き込む大きな力となりそうな予感。現地での体験を通じて、多くの人々が作品の魅力に触れるきっかけとなる施策でした。

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