老舗リゾートホテルが「宿泊客の健康サポート」のために取り入れたものとは?

宮城県松島の老舗リゾートホテル松島大観荘が、ストーリーライン株式会社のカフェイン量が選択できるドリップコーヒーマシーン「CHOOZE COFFEE for BIZ」を2024年10月1日(火)より導入しました。

かつて、同ホテルのメインターゲットは社員旅行やグループ旅行をはじめとする団体客でした。しかし、コロナ禍を経てファミリー層を中心とした宿泊客にシフトした経緯があります。それにより、高齢者や女性、子どものゲストも増え、これまで以上に品質の高い食事や睡眠への配慮が求められるようになりました。

今回導入した「CHOOZE COFFEE for BIZ」は、カフェインの量を、そのまま(100%)、少なめ(50%)、レス(0%)の3種類から選択できるコーヒーマシーンです。ホテルの宿泊客は、滞在中に摂取するカフェインを時間や気分、健康状態にあわせてコントロールしながら、高品質でおいしいコーヒーを楽しむことができます。カフェイン量を調整することによって、睡眠の質の向上などを狙っています。

実際に試験導入期間の結果を見ると、全体の約半数の人がカフェイン少なめまたはカフェインレス(ノンカフェイン)を選択していることが分かりました。体調や生活リズムを考慮したコーヒーの提供スタイルには需要があり、ゲストからもよい反応があったことがうかがえます。

ひとつのコーヒーマシーンを導入することにより、顧客の健康向上を目指した上質な宿泊体験をイメージさせ、企業の目指す方向のアピールに成功した事例です。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る