野菜嫌いに朗報!?ハンバーガーのカスタマイズで貧しい人を支援する、マクドナルドのCSR活動

Case:Take it off

突然ですが、皆さんはマクドナルドで提供している『嫌いな食材を抜いてオーダーできるサービス』をご存知でしょうか。注文時に店員さんに言えば、ピクルスや玉ねぎ、チーズを抜くなどして、自分好みのバーガーにカスタマイズすることができるそうです。

アメリカの広告専門学校「Miami Ad School」の学生は、マクドナルドを仮想のクライアントと設定し、このカスタマイズサービスを利用したユニークなキャンペーンのアイディアを考案しました。

お客さんの要望によって食材を抜くと、当然お店側としてはその分のコストが浮くわけですが、その浮いたお金を経済的に支援を必要とする人たちに寄付をしようと提案したのです。

世界中におよそ3万店舗を構えるマクドナルド。ハンバーガーの売り上げは、毎日約5億個にものぼるといい、仮にその1/4にあたる1億2500万個のハンバーガーからピクルスを抜いたとすると、およそ250万ドルものお金を貧しい人たちに寄付することができるという計算になるそうです。

この活動を告知すべく、店内には「トマト嫌いの人に、感謝!」「ピクルスを抜いて、ヒーローになろう」などといったポスターを掲示。『嫌いな食材はは遠慮なく抜いちゃってください!』と呼びかけます。

世界最大級のファーストフードチェーン店だからこそ、こんなサービスを他社に先駆けて展開してほしいものですね。“野菜嫌い”という罪悪感を、困っている人を助けるという素晴らしい行為に変換してしまう、その発想力が素晴らしいアイディアでした。

動画はコチラ

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/mcdonalds_take_it_off

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