「笑った分だけ、払ってください」それは、新しいコメディーショーのカタチ。

Case: PAY PER LAUGH

スペインのバルセロナで実施された斬新なマーケティング施策をご紹介。

2013年の中旬。スペインのエンターテインメント業界は、ある大きな打撃を受けていました。それは、増税。

劇場等で行われるコメディショーの税がそれまでの8%から、なんと21%まで上がったのです。これに伴い劇場へ足を運ぶ人の数は減少。客足を挽回すべく、チケットの値段も下げざるを得ない状況となっていました。

この問題をユーモラスな方法で解決すべく考案されたアイデアが、“Pay Per Laugh”。名前の通り笑った分だけお金を払わなくてはいけないシステムを作りました。

このシステムはiPadを使って“笑った顔”を認識するシステム。笑った分だけその数がカウントされていきます。

これを、バルセロナにあるコメディー舞台の会場に設置しました。

無料で舞台を見ることができるのですが、笑いの度に30ユーロセントが加算されていき、観客は会場を出る際に笑った分のお金を支払います。

「笑いを消費した分だけ払ってもらう」というアイデアの切り口が非常におもしろいですね。

このおもしろいシステムの導入により、観客が35%も増加したそう。日本でやっても十分話題になりそうなアイデアマーケティング施策でした。

“笑い・笑顔”をトリガーにしたプロモーション事例に関心のある方は下記もご覧ください。
世界の笑いや笑顔がトリガーになるプロモーション(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=V0FowbxEe3w

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