ワンアクションですぐに貼り付けられる「ハレオビ」は宅配・テイクアウトの救世主!?

株式会社サンショウは、全面糊つき掛け紙「ハレオビ」を、2024年4月10日(水)から12日(金)まで東京ビッグサイトで開催される外食・中食業界の展示会「FABEX東京2024」に初出展しました。

「ハレオビ」は、テイクアウトやデリバリーの食品容器に迅速かつ簡単に貼付できる新しいタイプの掛け紙で、自社の従来の掛け紙との比較したところ、包装作業の時間を50%短縮できたといいます。

従来の掛け紙は、容器にテープで固定するのがスタンダードでした。しかし、こちらの「ハレオビ」は掛け紙全面に糊が付いていて、剥離紙を剥がして容器に貼り付けるだけで容器をしっかりと固定することができます。

株式会社サンショウが45年のラベル・シール印刷のノウハウを活かして、容器に適合するサイズと容器との相性の良い粘着ラベルを研究し、貼りやすさと剥がしやすさの両立を実現したものです。今回の展示会ブースでは、「ハレオビ」を使用した容器の実例と、使用感を体験できるサンプルを多数用意。また、貼り方の動画も上映し、その機能性を広く発信する機会となりました。

「ハレオビ」の開発の背景には、コロナ禍を経て、テイクアウトやデリバリー市場は急速に拡大していることがありました。一時期落ち込んでしまった需要の回復や喫食機会の増加に対して、製造現場の人手不足が問題となっています。そんな状況の中で、特に高級弁当の包装にテープやゴム紐を使用する製造現場では、その作業負担は大きいものがあるといいます。

「ハレオビ」は、このような市場のニーズに応える製品であり、包装作業の省力化とスピードアップを実現してくれます。また、インバウンド需要に向け、高級感を訴求できる和紙素材もバリエーション豊富です。小ロットから作成可能で、新規参入の飲食店にとっても、オリジナル製品の導入へのハードルを下げるサービスとなっています。

コロナ禍を経て、その影響はいろいろなところで発生していますが、加えて人材不足が深刻な飲食産業で、手間を省ける商品の登場は新たなマーケット開拓例となりそうです。開発の背景にある市場の抱える課題変化を見過ごさず、さらに効果的にアプローチするための長年のノウハウがあったこともポイントとなっています。

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