朝の通勤時には辛い? 羽生結弦のあくび写真で思わず眠りたくなる「おやすみトレイン」

西川の羽毛ふとんシリーズ「nishikawa DOWN」のプロモーションの一環として、11月17日〜12月1日の期間限定で、東京メトロ日比谷線にて、約50名ものあくびをしている人々の写真で埋め尽くされた「おやすみトレイン」が運行。プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんをはじめとしたあくびの写真が並び、あくびがうつって思わず眠りたくなってしまいそうな電車です。

ふんわりとあたたかく、眠る人を心地よいぬくもりで包み込む、特別な眠り体験ができるとする「nishikawa DOWN」。この「おやすみトレイン」は思わず眠りたくなる電車をイメージしています。実は日本は世界的にも睡眠時間が短い国。だからこそ、もっと自分の眠りのことを考えてもらいたいという想いから、あくびをしている人々の写真で電車内を埋め尽くし、“あくびがうつる”現象をキッカケとして思わず眠くなったり、「nishikawa DOWN」の心地よさを体感したくなるようなトレインジャックに仕上げています。

これまでも意匠を凝らしたビジュアルの中吊り広告は数あれど、“あくびがうつってしまう”という現象を誘い、眠りという行動や「nishikawa DOWN」の想起につなげる訴求は非常にユニークなアイデアではないでしょうか。

また、「羽生結弦×あくび顔」という破壊力抜群のビジュアルも話題の相乗効果を加速。SNSでは鉄道ファンと羽生選手のファンが、掲出されている車両について情報交換をするなど、このプロモーションを起点に、推しの垣根を超えたコミュニケーションも生まれています。

さらに、西川の公式Xでは、期間中に実施されるクイズに答えると正解者の中から抽選でnishikawa DOWN羽毛ふとんと羽生選手オリジナルポストカードが毎日セットで1名に当たるキャンペーンも実施中。羽毛ふとんも魅力的ですが、裏面に羽生選手のあくびがプリントされたポストカード目当ての参加者も多そうです。

商品やその広告を中心に、ポジティブな話題が広く自走・拡散・循環する、まさにプロモーションのプランニングにおいて理想の状態を実現した事例と言えそうです。

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