普通の男性が家族に命を狙われてしまう理由とは? 米・生命保険会社のCM

アメリカの生命保険会社Ladderは、自社の保障内容がいかに優れているかをアピールするために、自らに生命保険をかけている男性が家族から命を狙われてしまうという本末転倒な事態を描いたCMを公開しました。

仕事終わりに帰宅し、ゆっくりと玄関ドアを開けると上から突然降ってきた斧に襲われてしまう男性。ギリギリのところでアタッシュケースに守られた男性を、妻と思われる女性が庭先から悔しそうな表情で見つめます。どうやらこの男性は家族から命を狙われているようです。

そのまま家の中に入ると、ダイナマイトをくわえた飼い犬が駆け寄ってきます。導火線が燃え尽きる直前に事の重大さに気付き、急いでダイナマイトを遠くに投げることで命拾いをします。

周囲の様子に気を付けながらも台所へと進み、本を読んでいた息子に挨拶しつつ飲み物を取り出すために冷蔵庫を開ける男性。すると、中から突然包丁が飛び出してきます。またもやギリギリのところで避けることに成功した男性は、ダイニングテーブルに座って飲み物を空けようとするも今度はどこかからか矢が飛んできます。

弓矢を手にして遠くから自らの父親を狙っていた少女のカットへと切り替わり、家族全員が男性の命を奪おうとしていたことが判明。画面には「あまりにも良すぎる保障内容で、逆に命を狙われてしまうかもしれません」というキャッチコピーが表示され、Ladderの保険商品の質の高さが伺えます。

ラストカットではLadderのブランドロゴとともに「真面目な話、保険の対象者を故意に殺めると保障を受け取る権利が失われます」というフレーズが表示され、あくまでもCMとしての演出であることが強調されました。

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