女性の不安を軽減するために、路上で男性が守るべき7つのマナー

人通りの少ない道や夜道を歩くとき、多くの女性は自分のすぐ後ろに男性がいると、それだけで恐怖を感じ、身構えてしまいます。性犯罪や暴力の件数を思えば仕方ないことではありますが、あらぬ疑いをかけられることに思うことがある男性側にも、そして被害者になりうる女性側にも配慮したアドバイス「Good Guys Guide(良識ある男性が守るべき7つのマナー)」を特設サイトで公開したのが、イギリスのクリエイティブ・エージェンシーM&C Saatchi。


#1. DON’T APPROACH HER(話しかけない)。あなたに悪気がなくとも、見知らぬ人に急に話しかけられると女性は恐怖を感じます。「ライター持っていますか?」といったたわいもないことでも、話しかけるのは控えましょう。


#2. DON’T WALK BEHIND HER(後ろを歩かない)。たまたま同じ方向に向かって歩いていたとしても、すぐ後ろを男性に歩かれるのは恐いもの。後をつけていると思われるのを避けるためにも、すぐ女性のすぐ後ろを歩くのはやめましょう。


#3. CROSS THE STREET(道の反対側にわたる)。進行方向が同じときはあえて道の反対側に渡り、女性が不安に感じないよう物理的なスペースを確保するのも一案です。


#4. HOOD DOWN HANDS OUT(フードはかぶらず、手はポケットから出す)。フードで顔が隠れていると、不審者のような印象を与えかねません。手もポケットから出して、何も隠し持っていないことをそれとなくアピールしましょう。


#5. DON’T RUN CLOSE TO HER(追い越すときは恐がらせないように)。ランニング中や急いでいるときなど、どうしても女性を追い抜かなければいけないこともあるでしょう。そんなときは、「右(左)通ります」などと事前に声掛けすれば、相手に不安を与えずにすみます。


#6. TALK ON THE PHONE(電話をする)。友人や同僚に電話をかける。関心が女性に向いていないことを暗に伝えます。


#7. EDUCATE YOUR MATES(友人に広める)。この取り組みを周囲に広めましょう。

M&C Saatchiは、このポスターを人通りの多い17の屋外施設に掲示し、簡単に実践できる気遣いによって、女性も男性もお互いに安全に過ごせるようにしましょうと呼びかけました。同社はこの施策をきっかけとして、女性に対するあらゆる形態の暴力をなくすための運動を高めていくことを目指しているそうです。

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