「実際、こういうコトですよ。」運転中のスマホ操作を“表現”した独NPOの啓蒙ポスター

Case: In Your Way

人道支援活動を行うドイツのNPO・Johanniter-Unfall-Hilfeが製作した交通安全啓蒙ポスターをご紹介。
運転中のスマートフォン操作の危険性を知らしめるため、通話相手が実際に運転席に乗り込み、「通せんぼ」しているかのように表現。「あなたが置かれている状況は実際こんな感じですよ」と訴えかけたのです。

「いくら恋人でも、運転中に覆いかぶされたらどうする?」

運転中の男性に向き合ってまたがる女性。彼女の体で目の前の視界は完全にさえぎられています。「ちょっと返事をしたつもりでも、実質目隠しされて運転しているようなものですよ」と、ちょっとした脇見や注意散漫が大きな事故を引き起こすことを示唆しています。

「上司に運転ジャマされたらどうする?」

たとえ上司との大事な仕事の連絡でも、命を失ったら元も子もありませんよね。「こんなことまでされてもしなきゃいけない仕事って、ある?」と訴えかけています。

「その約束、果たせなくなるかもよ・・・」

友人との楽しいグループチャット。遊びの予定でも相談しているのでしょうか。でも会話に夢中になるあまり、脇見運転をしていたら・・・ その楽しみな約束は、永遠にやってこないかもしれません。

簡単にメッセージがやりとりできるスマートフォン。ついつい「ちょっとだけ」と運転中も画面を見てしまったり、電話に出てしまったりするかもしれません。しかし、そのちょっとした油断が取り返しのつかない事態を招いてしまう──。そんなことを認識させられるポスターでした。

(via Ads of the World)

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