鏡の世界が教えてくれる、インターネットの恐ろしさ。

Case: Selfie

ブラジルで制作されたゾッとするようなプリント広告をご紹介。

Safernet Brasilというブラジルの市民団体がクライアントです。この団体が、インターネットの危険性を啓蒙すべく、最近セレブの間でも話題となっているselfie(=セルフィー、自撮り写真)を使って表現しました。そのビジュアルがこちら。

上半身、裸の女性が自分の写真を鏡の前で撮影。
それを彼氏に送っているのか、鏡の中には彼氏と思われる男性がいます。しかし、その鏡の中には合わせ鏡をしたときのように、奥行きが描かれ、そこに様々人々が同じように携帯端末を眺めるように描写されています。

コピーは、“The internet can’t keep a secret. Keep your privacy offline.(インターネットは、秘密を隠せません。プライバシーは、オフラインのままに)”。

ネットに写真をあげたり、メールで送ったりした瞬間に、そこには情報漏洩の危険性があることを、あえて明るいトンマナで描写することでその恐ろしさが端的に表現されています。意味が分かった瞬間に、ゾクッとしてしまうプリント広告でした。

世界中で人気の「セルフィー(自撮り)」をテーマにした広告に関心のある方は下記もご覧ください。
セルフィーをテーマにした広告/プロモーション(まとめ)

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/safernet_brasil_selfie?size=original

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