走行中のF1レーサーと音声で会話できる! アルファロメオの「SNSトランシーバー」企画

Case: Social Team Radio

イタリアの高級自動車メーカー・アルファロメオがF1レース会場で展開した施策をご紹介。
SNSのボイスメッセージ機能を介し、まるでコクピットのトランシーバーのように参戦中のレーサーと生で交信できるサービスを提供したのです。

専用アプリに吹き込まれた音声は、無線を通じてコクピットのレーサーに伝達。参加者はスマホを通じ、レース中のF1レーサーとトランシーバーのようにリアルタイムな会話を楽しむことができます。

こちらが実際の使用風景。
「本当に本人?」と話しかけてきた参加者に…

「もちろん本人さ!」と答えるレーサー。

「(マシンに夢中で)彼女は妬いてるんじゃないの?」という質問には…

「ノーコメント!(笑)」と苦笑いで返すレーサー。その気さくな語り口に、思わず親近感を感じてしまいます。

この仕組みを通じて1,500件もの「交信」がなされ、アルファロメオが手掛けるレースにおけるユーザーインタラクションが2.5倍に増加しました。

テレビ画面や沿道からはなかなか伺いしれなかったレーサーのリアルな「感情」に触れられることで親近感を増し、実際に「会話」できることで、これまで外から眺めているいるだけだったレースが「自分ごと」になる… 実際にチームとしてレースに関わっている企業だからこその、秀逸な施策でした。

(via Ads of the World)

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