競合ビール会社からのネガティブキャンペーンを検知すると点灯する、クアーズのIoTビールタップ

Case: The World’s First Smart Beer Tap

長年に渡る確執と競争が繰り広げられているアメリカのビールブランド バドワイザーとクアーズ。

2019年アメリカンフットボールの“スーパーボウル”開催に当たり、先に攻撃を仕掛けたのはバドワイザー。Bud Lightには、肥満の原因と言われるコーンシロップを使用していないとPRし、コーンシロップを使用する競合他者Coors Lightを攻撃しました。

 

このCMに対抗する形でCoors Lightは特注のIoTビールタップを制作し、#RefreshTheConversation(一旦リフレッシュしよう)というキャンペーンを開始。

 

このビールタップは、SNSでBud Lightのネガティブキャンペーンを検知するとリアルタイムで点灯する仕組みになっています。そしてビールタップが光ると、バーにいる人々に無料でCoors Lightが振舞われるという仕掛けです。

本プロモーションは3月22日~23日にニューヨーク、フィラデルフィア、ダラス、オマハ、ラスベガスのバーに設置される予定です。

熾烈な争いが続くビールブランドによるウィットに富んだカウンターキャンペーンでした。

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