英ベーカリー、“固定化された企業イメージ”を逆手に取ってビーガン向け新メニューをPR

Case: Who is Gregory and Gregory?

イギリスの大手ペーカリーストア・Greggsが、夏の新メニューを意外性のある形で告知しました。

ソーセージロールなど、いわゆる“ベーカリーらしい”メニューが特徴だったGreggsですが…この夏は、ビーガン向けの健康的なメニューが登場します。

告知の場所として選んだのが、屋外でのフードフェスティバル。ポイントは、ここで“Greggsであることを隠して”GREGORY and GREGORYという仮名で出店し、夏の新メニューを提供しました。

食べてもらった客からは「私はビーガンではないけれど、これは本当に美味しい」、「寿司ボウルのよう」、「口がリフレッシュされる」などとポジティブな感想が飛び出します。

そして食べた後に「GREGORY and GREGORY」の看板を裏返して、Greggsのロゴを見せると…「本当に?」「Greggsといえば、練り物やソーセージロールですよね?」などと一様に驚きを示し、サプライズ成功となりました。

定着しているベーカリーとしてのブランドイメージを逆手に取って、消費者にサプライズで新メニューをコミュニケートしたPR施策でした

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