なぜ多聞くんは新宿東口に立ったのか 屋外ビジョンをファンサの舞台に変えた3D広告

白泉社の少女漫画誌『花とゆめ』で連載中の『多聞くん今どっち!?』(著:師走ゆき)のコミックス第17巻発売を記念し、2026年10月20日(火)から11月2日(月)まで、クロス新宿ビジョンで3D広告が放映されています。

企画・プロデュースと映像制作はカラフ株式会社が担当。作中のアイドルによるファンサービスを、屋外広告の演出に取り入れた企画です。

クロス新宿ビジョンでの『多聞くん今どっち!?』3D広告の掲載イメージ

『多聞くん今どっち!?』は、高校生の木下うたげと、彼女が推す人気アイドル・F/ACEの福原多聞を描いた作品です。アイドルとしてはセクシーでワイルドな一方、素顔は自己肯定感の低い性格というギャップが物語の特徴になっています。

今回の広告では、アイドルとしての多聞くんを新宿東口の大型ビジョンに登場させました。

告知では「多聞くんが新宿東口でファンサ開始!?」と打ち出し、公式Xでも声付きの3D広告として紹介しています。立体的な映像と声を使い、街を行き交う人に多聞くんが呼びかける演出です。

『多聞くん今どっち!?』3D広告の掲載イメージ「毎日にときめき足りてる!?」

屋外ビジョンをファンに向けたステージに見立て、新刊の発売情報を伝えるだけでなく、キャラクターの魅力や作品の世界観を届ける場として活用しています。

放映は7:00~25:00の間、毎時6分15秒、21分45秒、36分15秒、51分45秒からの1時間に4回を予定しており、時刻を公開することで、ファンが放映に合わせて現地を訪れる際の手がかりにもなるでしょう。

『多聞くん今どっち!?』3D広告の掲載イメージ「おーい そこの君!」

Xでは、現地で撮影した動画を「新宿の多聞くんのファンサです」と紹介する投稿や、放映時刻を共有し、新刊購入とあわせて立ち寄ることを勧める投稿も。広告を作中のアイドルによるファンサービスとして受け止める様子が、ファンの投稿にも表れています。

キャラクターの設定を広告媒体の特性に結びつけた広告事例。作中でアイドルとして活動する多聞くんを、実際の街頭ビジョンに登場させることで、広告を見る行為そのものをファンサービスを受ける体験へと変えました。

新刊の発売告知にとどまらず、ファンが現地を訪れ、撮影やSNS投稿を通じて楽しめる場を生み出すプロモーションに仕上がっています。

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