メキシコシティの巨大ビルボードで「小ささ」を強調させたModeloのOOH
広告では、商品をできるだけ大きく見せるのが定石です。しかし、メキシコのビールブランドModelo(モデロ)は、その常識とは正反対の方法で新商品をアピールしました。
Modeloが新たに発売したのは、210mlの小型ビール「Modelito」(モデリート)。このローンチにあわせ、メキシコシティの大型ビルボードに広告を掲出しましたが、巨大な広告面に描かれているのはほとんど何もない白い空間です。
広大なスペースの中に、Modelitoのボトルが実物とほぼ同じサイズで配置されています。コピーは「Great taste in a small size」。小さなサイズでも変わらない味わいを楽しめるという商品の特徴を伝えています。
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さらに、この広告には双眼鏡も用意されました。通行人は双眼鏡を使い、巨大なビルボードの中から小さなModelitoを探します。通常のOOHが遠くから一目で商品を認識させることを目指すのに対し、今回はあえて簡単には見つけられないような設計になっています。
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一般的には小さな商品を大きく見せるところを、Modeloはあえて実物サイズのまま掲出し、広告面の大部分を空白にすることで、巨大な空間と小さなボトルの対比を際立たせました。その違和感が「何かあるのでは?」と人の視線を引きつける仕掛けです。
Modelitoのサイズそのものをクリエイティブの出発点にし、広告の常識を逆転させた今回の施策。商品の特徴を説明するだけでなく、実際に体験させることで印象に残す、ユニークなOOH事例といえるでしょう。
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