廃油を動力源にして優しいビジネスを目指す。コロンビアの草の根SDGs施策

屋台のローカルフードは観光地を盛り上げる重要な要素の一つです。観光客向けのメニューから現地住民の日常食まで、幅広いジャンルを提供している屋台ですが、実は環境への負荷が高いという課題を抱えています。コロンビアの屋台では調理に使われた廃棄油をそのまま海に流す行為が横行しており、環境汚染に繋がる深刻な問題として捉えられています。

そうした課題を解決するため、通信用ケーブル大手のCentelsa by Nexansは屋台で使われた廃油をそのまま屋台の動力源として利用できる装置を開発しました。

わずか3リットルの廃油から11時間も屋台を動かせるエネルギー量を創出できるとし、環境にとっても屋台主の懐事情にとっても優しい取り組みとして注目されました。通常であれば廃棄されるはずの油を最大限有効活用することで、全関係者にとって明確なメリットのあるアウトプットへと繋げることができたようです。

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