一つ星シェフの鳥羽周作がビックデータを活用「どんなメニューが生まれるか」をやってみた

春を代表するフルーツのひとつである「いちご」をベースに、FoodDataBankが提供するビッグデータ(消費者の嗜好やトレンド要素)を活用し、一つ星シェフの鳥羽周作がまったく新しい食体験ができるスイーツのメニューを考案しました。

FoodDataBankは、累計100万件以上の口コミデータをベースに、トレンドを分析することができるサービスです。そのビッグデータをもとに、消費者が春の季節やいちごに対して「どの要素に価値を感じているのか?」「どのように満足度を表現しているか?」を深掘り分析。

消費者の満足度を高めるためには、「いちごの甘酸っぱさとミルキーなホイップの組み合わせ」「ふわっとろっカリッのメリハリのある食感」「チーズ等による爽やかな風味のアクセント」「贅沢な素材のゴロッと感」などの要素が重要であると読み取れました。この分析結果を受けて、鳥羽周作シェフが考案したメニューが「贅沢いちごとマスカルポーネクリームのふわとろフレンチトースト」です。

一晩じっくり漬け込んで味を染み込ませたフレンチトーストは、中はふわとろに焼き上げた絶妙なバランスに。メインのいちごはフレッシュ、コンポート、ジャムの3種類を贅沢に使用されています。ソースは、マスカルポーネチーズと練乳を加えたホイップクリームとメープルシロップの2種類の味わいをご用意。

いちごの甘酸っぱさとマスカルポーネチーズと練乳の濃厚ながらも軽いクリームが合わさった、贅沢で甘すぎない爽やかなスイーツができました。こちらのスイーツは現在、東京都渋谷区にある「純洋食とスイーツ パーラー大箸」にて提供中です。

旬の食材というテーマを軸に、消費者の嗜好をビッグデータから抽出。分析結果をもとに一流シェフが新しいメニュー開発に取り組むという、ビッグデータと一流シェフのコラボレーション。ビッグデータに裏打ちされている、一流シェフの開発メニュー、美味しそうな見た目、単なる話題づくりにとどまらず、思わず食べてみたいと思わせるところがお見事です。

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