病気に対する正しい知識を。若者向けに“乳がんホットライン”が登場

Case: #8008135

毎年10月の『乳がん月間』には世界各地で様々な啓発キャンペーンが実施されます。

乳がん患者のサポートや啓蒙活動を行うカナダの慈善団体・Rethink Breast Cancerは、主に10代後半から20代の若い世代にターゲットを絞り、病気に対する正しい知識を付けてもらうべく、『#8008135』というサイトを開設しました。

このHPでは乳がんにまつわる様々な情報を提供しているほか、Facebookメッセンジャーでアカウントを開設。“現代版ホットライン”として、乳がんについて少しでも気になることがあれば、いつでもチャットボットに気軽に相談することができます。

以下は同団体が公開したプロモーション動画。20代の若い女性たちが、乳がんを引き起こす原因について、電話で話しています。

「携帯が良くないらしいわ。」
「電波が原因になるってこと?」

「胸が大きいとかかりやすいってホント?」
「大きいって、どれくらい?Cカップとか?」
「サイズが左右で違う場合は?」
「ワイヤー入りブラがダメなんじゃない?」

「コーヒー、紅茶は控えた方がいいのかな。」
「ペットボトルの水は?」

上記の会話はちょっと極端な例ですが、若者たちの中には実際に根拠のない噂レベルの話を信じてしまったり、病気に関して誤解している人は多いのだとか。(現時点で携帯電話による電磁波とがんの関連性は認められておらず、もちろんブラジャーの着用とも無関係です。)

不確かな情報に惑わされることなく、若いうちから正しい知識をしっかりと身につけることにフォーカスしたデジタルコミュニケーションでした。

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