アイルランド発の禁煙広告がNYへ渡り、アメリカ全土へ!禁煙した人が100万を超える国の最新キャンペーンとは?

CASE:HSE’s ‘I Will Survive’

皆さんは、2017年にアイルランドで生まれた禁煙広告「I Will Survive」をご存知ですか?
HSE(Health and Safety Executive)という団体が作ったその広告は、その素晴らしさと影響力から海を渡ってアメリカのニューヨークでも放映され始め、さらには西海岸にも広がろうとしています。一体どんな広告なのか、早速映像を見てみましょう。

Gloria Gaynorの名曲「I Will Survive」と共に映像がスタート。

登場人物たちが「I Will Survive」に喫煙する自分を重ね合わせながら、禁煙への気持ちを吐露するように歌ってます。

若い女性だけでなく、高齢の女性や、

車椅子の男性、そして、青年まで幅広い年代に深く関わる問題であることがわかります。

また、中にはすでに手遅れになってしまったように思われる手術後の男性や、

受動喫煙の被害者となってしまう愛しい家族の様子も。喫煙のもたらす悲劇をさらに感じさせます。

そうして、最後に「アイルランドでは今、喫煙者より禁煙に成功した人の方が多い。」とメッセージが送られ、

禁煙にあなたも参加しようと締めくくられます。

いかがでしたでしょうか?

本キャンペーンを企画したHSEのFidelma Browneは、この広告ついて「I Will Surviveの歌詞と音楽を使うことにより、禁煙した人たちのいろんな気持ちやステージを印象的に映し出したかった。そして、この広告がシェアされないとしても、想いや学びはシェアされるはず」と語っています。そして、実際にインターネット上で広まるだけではなく、正式にアメリカのニューヨークで採用され、海を渡って広まっているのを見ると、彼の想いは通じたのではないでしょうか。

アイルランドではこのQUITと呼ばれる禁煙キャンペーンシリーズが効果を示し、2007年から喫煙者は29%から22%へと減少。数にしてなんと100万人が禁煙に成功しています。いつの日か、この広告が世界レベルのキャンペーンとなって、人々の未来を救うかもしれませんね。

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