カラオケを使った採用試験!? 米BPOのユニークな英語力テスト

Case: Karaoke Test

米カリフォルニア州に本拠を置く大手ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)企業のアロリカが、中米グアテマラでユニークな採用試験を実施しました。

週末になると大勢の人々がバーやナイトクラブに出掛けるグアテマラ。そんなナイトライフの習慣に着目した同社は、“カラオケ”を使って中級以上の英語力がある人材を探し出す斬新な採用試験『カラオケ・テスト』を実施しました。

まずグアテマラシティのバーに“英語の曲しか流れない”特別なカラオケを設置します。

そしてお客さんが歌う様子を英語講師が裏でこっそりチェック。彼らの英語の発音をテストします。

曲が終わると、英語講師が判定した得点がスクリーンに表示される仕組み。

一定以上のスコアを獲得した人は採用候補者としてマーク。バーに潜入しているリクルーターが英語の勉強を無料で手伝う旨を申し出て連絡先を交換し、採用につなげるという流れです。

堅くなりがちな採用試験と比べ、候補者の“素”が知れる「カラオケ・テスト」で、英語力を測定するとともに自社に合う人材を見つけるというユニークな取組みでした。

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