電話相談員を募るアンビエント企画「あなたは自殺相談の電話に出ることができますか」

Case: Would you answer this suicide call?

ベルギーの自殺相談ホットライン「zelfmoord1813」が、電話口で話を聞くボランティアを募るために、とある広場に“電話ブース”を設置するというアンビエント企画を実施しました。

広場に突如出現したのは、自殺相談ホットラインの電話ブース。

その電話が突然鳴り出します。

周囲の人は鳴りやまないコール音に気づき、目をやるものの、なかなか積極的に電話に出る人は現れません。

しかし、中には受話器を取る人も。

電話の向こうで話すのは、今まさに自殺を考えている人。おそらく死を選ぶことしか道はないと考えているであろう相談者が、最後の助けを求めて受話器を握っています。

電話に出た人は、“一人じゃないよ”“大切なものがあるでしょ”と真剣に語り掛けました。

「zelfmoord1813」は、こんな風に自殺を考えている人の話を聞き、時には同情し、時には勇気づける相談員のボランティアを募集しています。電話口で一人の命を救うことができるかもしれません。

“Would you answer this suicide call?”(あなたは自殺相談の電話を受けることができますか)と問い、相談員を募るというユニークな企画でした。

動画はコチラ

参考サイト

Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/de_zelfmoordlijn_would_you_answer_this_suicide_call

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