ジョンソン&ジョンソン、妊娠中の胎児超音波検査で“唯一無二のシンフォニー”を作曲

Case: The Welcome Symphony

ベビー用品をはじめとするヘルスケア関連製品メーカーのJohnson & Johnsonは、ブラジルで胎児への超音波検査で得られる様々な成長数値を用いて音楽を作曲するという斬新な試みを実施しました。

この世界初となる“胎児超音波音楽”を贈られたのは妊婦のPamela Pucciさん。いつも通り、超音波検査を受け、胎児が順調に成長しているか確認するために、画面上で様々な数値を測定します。

超音波検査で測定されるのは、胎児の推定体重、頭囲、腹囲など主に7項目。それを、特別に開発された装置を用いて、それぞれ音に変換します。

その7つの音は、この胎児にしかない特別な音の配列になります。いわば、この胎児だけのDNA配列を再現したものと言えるでしょう。

この「作曲」について何も知らないPamelaさんは、一人シアターに通されます。

超音波検査で取得した胎児の様々な数値が音に変換され、作曲家がシンフォニーに作り上げていく映像が流れます。それを見ていると、突然7つの音が順に鳴り響き、次の瞬間スクリーン脇のカーテンが開きます。

そこにはオーケストラの姿があり、胎児の7つの音を包み込むように、オーケストラがハーモニーを奏でるというサプライズが待っていました。

わが子の成長数値からできた特別な音が、美しいメロディーとなり、Pamelaさんの目からは思わず涙が溢れます。

「わが子の音を聴けたこと、それを美しい音色に仕上げてくれた演奏を息子との大切な思い出にします」と話していました。

Johnson & Johnsonは、“赤ちゃんが産まれた時、メロディーが生まれる”と言います。

「超音波検査」に、お腹の赤ちゃんが元気かどうか確認するためのものだけでなく、“赤ちゃんが奏でるメロディーに出会えるもの”という新たな価値を付加したキャンペーンでした。

動画はコチラ

参考サイト

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http://adsoftheworld.com/media/online/johnsons_baby_the_welcome_symphony

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