もう一度バイクに乗せてあげたい!孫が叶えたおばあちゃんの夢が感動的

認知症になった老人の自動車の運転が問題になったりしていますが、どの段階で車やバイクの運転をやめるべきなのか、それは悩ましい問題です。大好きで乗っていた車やバイクを、いきなり今日から乗っちゃダメ!と言われたら、やはり悲しい気持ちに襲われるに違いありませんよね。

このニッセイの動画“MAKE HAPPENING”では、おばあちゃん思いの孫が登場。バイクが大好きだったのに、体が不自由になって以来乗れなくなったおばあちゃんに、もう一度バイクを乗らせてあげたい、というのが彼女の夢だそうです。

昔のようにもう一度バイクに乗ってみたい

応募者として登場する孫の友里さんと、そのお母さんの安代さん。「93歳になるおばあちゃんがバイクに乗りたい」と言っていて、車の免許を取る前に乗っていたカブが懐かしく、「風を感じたい」と言っているのだそう。

「もんぺ履いて風切って行くわな。乗れたらいいのに、乗られへん」とおばあちゃん。

車である場所へと内緒で連れ出されるおばあちゃん

その夢を叶えるべく、内緒である場所におばあちゃんを連れ出すことに…。車から降りて車椅子に乗せられ、たどり着いた場所には大勢の人。みんなおばあちゃんの知り合いのようです。目の前には何かの機材とテレビ画面が置かれています。

大きなバイクに悪戦苦闘しつつも…

しばらくすると、画面にはおばあちゃんの孫、友里さんの姿が現れます。「運動神経が悪いのは十二分に分かっているつもり」という友里さん。苦労しながらバイクの講習を受ける姿が映し出されます。

友里さんがバイクでさっそうと登場

努力の甲斐あって、無事二輪免許取得。そんな映像の後に、サイドカーがついている大きなバイクにまたがって、友里さんがさっそうと登場します。そしておばあちゃんにサプライズ。

おばあちゃんが10年以上前から言い続けている夢、バイクに乗りたいっていう夢を叶えるために、ここにいるみんなでこっそり準備をしてきました

真っ白のスカーフともんぺを用意

おばあちゃんが希望していた、「もしもバイクに乗れるなら、もんぺを履き白いスカーフをなびかせたい」との言葉通り、みんなで寄せ書きした真っ白のスカーフと、娘の安代さんお手製のもんぺを用意。

おばあちゃんの長年の夢が叶った瞬間

こうしておばあちゃんの夢が現実に…。孫の友里さんが運転するバイクの横で、バイクに乗っている気分を満喫します。

大好きなおばあちゃんの喜びはみんなの喜び、ということ

おばあちゃんは子どもの頃私によく言いました。
しっかり勉強しいや。何でも挑戦しいや。友だちは大切にしいや。
知識、経験、友だちっていうのは、火事で家が焼けても、泥棒に家に入られても、絶対に奪われることのないあんたの財産、宝物や。だからその宝物をしっかり集めなさい。

孫の友里さんは、この言葉をおばあちゃんからの大切な教えとして今も大切にしているそう。何ともおばあちゃんの言葉らしい含蓄のある素敵な教え…。

おばあちゃんの夢を叶えるために、ひっそりと進めたというこのプロジェクト。きっとみんなから愛される素敵なおばあちゃんなのだということが伺えますね。

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