ちょっとだけ情けないお父さんが息子のために奮闘する、生命保険会社の心温まるCM

シングルファーザーと子どもの話といって思い浮かぶのは「クレイマークレイマー」でしょうか。感動の名作ですね。お父さんの不器用な愛情とそれに答えようとするまだ幼い子どもの包容力。Tata AIA生命という名の保険会社から、感動の父と子の物語が公開され話題です。

しっかりものの子どもと頼りない父

ある朝、目が覚めるとすぐに、隣で眠っているお父さんを起こそうとする息子。仕方ない、というように起き出したお父さんと歯磨きの時間。

横で歯磨き粉を持ってスタンバイする息子。自分の歯ブラシにも、と歯ブラシを向けるお父さんですが、息子はつけてあげることはせずに歯磨き粉を手渡します。お父さんより息子の方がむしろしっかりしている様子。

ものすごく優しくて子ども思いの父親。もうそれだけで十分な気がしますが、男性の平均からいうと背が低めで、子どもからすると少し頼りなく思えてしまうのでしょうか。子どもがしっかりしているだけに余計かもしれません。

美容院に行けば子どもと同じように椅子にクッションを置かれたり、棚の上の方の物を取ろうとして落ちて来た布団が被さって慌てたり…。そんなお父さんの姿にうんざりする息子。

ヒーローに憧れる我が子のために

そんな時、我が子が強いヒーローに憧れていることに気づくお父さん。子どものお誕生会にヒーローを呼ぶことを思いつきます。が、いざヒーローを呼び大喜びする我が子の姿を動画に納めながら、ふと昔のことを思い出します。

もっと小さかった我が子が、自分をそれこそヒーローのように慕ってくれていた日々…。

強いものに挑む父親と応援する息子

そこでお父さんは勇気を出してヒーローに腕相撲勝負を挑みます。不安そうに見つめる息子。しかしいざ勝負が始まると、簡単に負けてしまったりはせず、全力を出してがんばるお父さん。

このことをきっかけに、親子は一昔前のような良い関係を取り戻します。

たとえ強くなくても、多少情けなくても、そこまで我が子を思えたら立派。子どもが抱えていたその不満も、お父さんが大好きだからこそ、だったかもしれませんね。

(参考サイト:YouTube

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