アメリカでも女装家が大活躍!! 大人気のドラッグクイーン2人が、スターバックスのCMに初登場

アメリカで人気のドラッグクイーン・スター、ビアンカ・デル・リオとエイドア・ディラーノが共演したスターバックスの新CM 。なぜだかつい引き込まれてしまう面白さがあります。

大忙しのエイドア、コーヒーに癒しを求めて…

マネージャーらしき人物に、電話でスケジュールを伝えられるエイドア。「質問は?」と尋ねられ、自分のスケジュールを復唱します。

「午後7時にインタビュー、午後8時移動、午後9時、5,000名のファンを前にショー」。そんな多忙な彼女が必要としたのは、一杯のコーヒー。「もう忙しすぎー。コーヒー飲みたーい」とふと前を見ると…。そこは偶然にもスターバックスでした。

コーヒーを待つ長い列に…

エイドアが店内に入ると、そこには長い列が…。彼女は、並んでいる人たち一人一人に自分の忙しさをアピール。丁寧な口調で、順番を譲ってくれるように頼み込みます。列に並んでいる人はみな親切で、すいすい前に進んでいくエイドア。

しかし順調だったのも前から2番目の人まで。先頭の人に声をかけようとエイドアが向かうと…?

「割り込みはやめて頂戴!私はスキニーラテのために他の人と同様並んだし、あなたもそうすべきだと思うけど?その変なやりすぎメイクをする時間はあっても、並ぶことはできないっていうの?」と早口でまくし立てるビアンカ・デル・リオ。しばし圧倒されるエイドア…。

店員が機転を利かせて無事解決

もめていた2人を前に、さっとコーヒーカップが二つ差し出されました。店員が気を利かせ2人分作っていたのです。エイドアとビアンカは途端に笑顔になり、映像はフィナーレを迎えます。

1971年から続く友情には、極上のコーヒー以上のものがある。

この一言で締めくくられるCM。何とも含みのある言葉です。

スターバックスでは随分前から、同性愛間における結婚を認めるという結婚平等法や、LGBT(レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランジェンダーの略)の権利といったものを支持してきました。そういった立場をとるスターバックスにとっても性的マイノリティを起用するコマーシャルは初めての試みでしたが、評判は上々のようです。

(参考サイト:YouTube

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