更年期専門店「旦那割」キャンペーン 妻の声を起点にした販促の妙
更年期の症状に合わせたサプリメントを販売している「オアディスワン」。同店を運営する株式会社MEETSHOP(大阪市)は、販促キャンペーン「旦那割(だんな・わり)」を2026年6月11日(木)から開始しました。
40代・50代女性から寄せられた「夫にもサプリを飲んでほしい」という声から誕生した本施策は、単なる割引セールにとどまらず、既存顧客のインサイトを捉えたマーケティング事例です。

2021年に体質改善ブランドとして誕生した同社は、「or this one(かわりにこれはどうですか?)」をコンセプトに、更年期の悩みに寄り添った商品を展開しています。
自分自身がサプリを飲む中で、夫や家族の体調も気にかけるようになった女性たちの「仕事で疲れている夫にも飲ませたい」という声をもとに企画。「でも、自分の分が減るのは困る」という妻の正直な思いを、「旦那」に特化したクーポンに反映させました。

期間中に何度でも利用できるクーポンを用意し、「夫のために別注文で買おう」「この機会に家族の分もストックしておこう」という心理を刺激し、期間内のリピート購入やまとめ買いを自然に促す設計になっています。
また、6,000円以上の購入で割引を実施。既存の継続分にプラスしてパートナー用の商品を1〜2品追加して購入しやすい機会となり、客単価アップにつながる工夫も欠かしません。

特設ページ(※)では、「加齢臭」「複合疲れ」など、妻が日常で目にする夫のタイプ別に商品を提案。気になる悩みを入口に妻が夫のために選びやすい環境を整え、購入のハードルを下げています。
(※特設ページはこちら)

「更年期は、女性だけでなく男性にとってもカラダの変化を感じやすい時期。だからこそ、夫婦で一緒に体質改善に取り組むきっかけをつくりたい」と同社代表の前田晴代氏は語ります。
関心の薄い夫に直接アプローチするのではなく、すでにブランドのファンである妻をキーパーソンに据え、夫婦や家族へ購入対象を広げる本事例。新規顧客の獲得モデルとして注目したいマーケティング・販促アイデアといえます。
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