磯丸水産×映画『免許返納⁉』アプリ登録から再来店まで設計したCRM施策

磯丸水産は、エンタメ接点を入口に会員化と送客を組み合わせ、CRMとして回る仕組みを設計しています。

海鮮居酒屋「磯丸水産」を展開するSFPホールディングスは、2026年6月19日(金)公開の映画『免許返納⁉』とのタイアップキャンペーンを2026年6月1日(月)~6月30日(火)に実施。

公式アプリの新規会員登録者向けプレゼント企画に加え、来店特典としてドリンク無料クーポンを配布し、映画タイアップをアプリ会員獲得と店舗送客へ接続する施策として展開します。今回の施策で特徴的なのは、映画タイアップを単なる認知施策で終わらせず、アプリ登録から再来店まで一連の導線を設計している点です。

キャンペーン第1弾では映画鑑賞券を10組20名へ、第2弾では映画オリジナルグッズを計20名へプレゼントします。期間を二段階に分けることで、映画公開前後を通じた接触機会を増やし、話題化を継続させる狙いも見えます。

また、参加条件をアプリの新規登録に設定することで、映画タイアップをアプリ会員獲得施策へ転換。映画への関心をきっかけに、継続的な接点を持てるCRM導線を構築しています。さらに、期間中に来店したユーザーには、次回来店時に利用できるドリンク1杯無料クーポンを配布。

税抜1,000円以上の利用条件を設けつつ、無料特典を組み合わせることで来店ハードルを下げています。加えて、クーポンの有効期限を翌月末までに設定することで、再来店を促す導線を構築しました。

話題化だけで売上に結びつきにくい飲食業界だからこそ、映画とのタイアップを起点としてアプリ登録ならびに顧客情報の取得、再来店までつなげている点がポイントです。

また、磯丸水産自体が「体験型居酒屋」である点も施策との親和性を高めている理由のひとつでしょう。卓上で魚介を焼く「磯丸焼き」や海辺の磯料理屋体験を提供するブランドだからこそ、映画鑑賞後の会話需要とも接続しやすい構造です。

映画タイアップは認知施策にとどまりやすい一方で、今回の取り組みは、認知獲得からアプリ会員化、来店、再来店まで設計したCRM型キャンペーン事例です。

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