「夢の参考書を贈ろう。」マンガへの投票が寄付に変わる日本財団のキャンペーン

日本財団は2026年5月11日(月)より、マンガへの投票を通じて子どもたちを支援する「夢の参考書を贈ろう。」キャンペーンを開始しました。

著名人4名が自身の夢の原点となったマンガを紹介し、生活者からの投票によって選ばれた作品を全国の子どもたちへ届ける取り組みです。あわせて特設サイトでは、施設への寄付も受け付けています。

日本財団「夢の参考書を贈ろう。」野口聡一

日本財団は、2012年から日本に寄付の文化を根付かせるための事業を継続してきました。

今回のプロジェクトは、さまざまな困難に直面する子どもたちが、未来への夢や挑戦のきっかけを見つける機会の創出を目指すものです。社会貢献に関心を持ちつつも行動に移せていない層に対し、アクションのきっかけを提供しています。

参加の入り口に「子どもたちに贈りたいマンガへの投票」という気軽に参加できる体験を設定し、そこから寄付へとつなげる二段階の導線が引かれています。

告知として、宇宙飛行士の野口聡一さんや俳優の貫地谷しほりさんら4名のエピソードを用いた広告を制作。貫地谷さんがつらい時期に『ガラスの仮面』に救われ、後に同作の舞台主演を務めたように、自身の人生を変えたリアルな実体験を語れる人物をキャスティングしています。

日本財団「夢の参考書を贈ろう。」貫地谷しほり

広告クリエイティブにおいては「マンガは、夢の参考書。」という一行を各著名人のエピソードの結びに据えました。多様な人物と作品を扱いながらも共通のコピーを用いることでメッセージの軸を保ち、企画全体の一体感を生み出しています。

交通広告の展開方法にも工夫が見られます。東京メトロ渋谷駅での大型広告の掲出と並行して、起用された4名の出身校最寄り駅というローカルな場所へも分散して出稿。著名人ゆかりの「地元の駅」を巻き込むことで、地方メディアの取材対象としてだけでなく、地域住民にとっても身近で共感しやすいニュースとして届けることができそうです。

日本財団「夢の参考書を贈ろう。」交通広告

さらに、集まった寄付やマンガは、全国に約270拠点にある「子ども第三の居場所」へ贈られます。一時的な話題で終わらせず、以前からある支援施設の認知や継続的な寄付へとつなげる仕組みです。

親しみやすいマンガをきっかけにすることで、心理的ハードルの高い寄付行為を参加しやすい形へと変換した今回の施策。著名人のパーソナルな物語とローカルな展開を掛け合わせ、支援の輪を広げる日本財団の寄付文化醸成プロジェクトです。

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