\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<4/6-4/12>
PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップして紹介する「Pick of the week」。
今回は、スターバックス、rom&nd、渋谷合同入社式、渡辺パイプ、ウテナの事例紹介記事をまとめてお届けします。
1. 名作フラペチーノ5種が復刻! “1店舗1種類”で回遊を促すスタバ30周年企画

スターバックスは、日本上陸30周年を記念し、年間を通じた複数のアニバーサリー企画を展開します。その第1弾として、2026年4月8日(水)から実施されるのが、「原点に立ち返り、原点を超えていく」をテーマに掲げた「THE STAR フラペチーノ®」です。
これまで発売されてきたフラペチーノのなかから人気を博した5種類を選定し、30周年ならではの“特別な進化”を施したかたちで提供します。
本企画で見逃せないのは、販売方法です。全国の店舗で、1店舗につき1商品のみを扱う形式とすることで、消費行動の前段階に「探す」「巡る」というプロセスを組み込んでいます。どの商品を選ぶかに加えて、どの店舗を訪れるかという選択が体験の起点となり、足を運ぶまでの過程そのものが意味を持ちます。
さらに、デジタル企画「スターフラペチーノクエスト」では、購入数に応じて特典を段階的に用意し、コンプリート意欲を喚起。商品とデジタルを横断した体験設計が、企画全体を補強しています。
2. 来たれ“ロムアンド商事”の新入社員! なりきり出勤推奨のポップアップイベント

韓国コスメブランド「rom&nd(ロムアンド)」は、2026年4月11日(土)〜13日(月)、新商品「ジューシーフラッシュリップオイル」の発売を記念したポップアップイベントをラフォーレミュージアム原宿で開催しました。
イベントのコンセプトは、架空の会社“ロムアンド商事”のオフィスに来場者を「新入社員」として迎えること。入場時に社員証・入社フォルダ・ブランド名入りボールペンなどの入社記念グッズを受け取ります。タッチアップやパーソナルリップカラー診断といった“社員としての業務”をこなしながら、新商品との接点を重ねていきます。
00年代風オフィスの内装と、Z世代を中心に再燃するギャル文化をかけ合わせたビジュアルは、トレンドとブランド世界観が交わり、メディアやSNSで取り上げられやすいフックを生み出しています。
来場時にはアイドル・女優・ギャルのいずれかのドレスコードが推奨されており、会場内にはそれぞれのイメージに合わせた3つのフォトスポットを設置。商品に何度も自然に触れながら、購買検討につなげる動線設計です。
3. 企業の垣根を越えた400人の「渋谷合同入社式2026」 街全体で新卒者を応援

渋谷合同入社式実行委員会(※)は、渋谷エリアで働く新社会人400名を対象とした「渋谷合同入社式」を2026年4月13日(月)に開催しました。
(※東急不動産株式会社、太平洋商事株式会社、NPO法人Community for Communities Shibuya、シブヤスタートアップス株式会社)
初開催となった2025年より規模を拡大し、渋谷エリアで新卒入社する若者たちの出会いと新たなコミュニケーションを後押し。イベント開催を告知するデジタルサイネージも各所で同時掲出し、渋谷の街全体で新卒者を迎える一体感を生み出しています。
また、入社式後も半年間、直接のコミュニケーションをサポートします。対象店舗に来店(3名以上)し、アプリ上の「新卒証明証」の提示で特典を受けられる施策を用意。
一過性のイベントで終わらせず、ふたたび集って関係性を深めていく交流継続の促進とともに地域活性化も図ります。
渋谷という街を「単なる勤務地」から「愛着のある自分の街」へと昇華させることを目的としている本施策。企業の垣根を越えた告知を実施し、新社会人の支援と渋谷エリアの価値向上を同時に実現しています。
4. BtoB企業が“仕事の価値”を可視化 渡辺パイプ初CMの狙い

創業70年を超えるBtoB企業、渡辺パイプが、初めてのテレビCMに踏み切りました。その背景にあったのは、「仕事の実態が伝わりにくい」という課題です。
日々の現場で積み重ねられる業務は、社会に不可欠でありながら、決して派手に見えるものではありません。生活者の目に触れる機会も限られるため、「何をしている会社なのか」が具体的に想起されにくい。こうした構造的な見えにくさは、採用における障壁のひとつになっていました。
そこで同社が選んだのが、“日常の価値をそのまま伝える”コミュニケーションです。映像では、現場でのやり取りや真剣な表情、仲間との連携といった、ごく当たり前の風景が描かれます。
その中を、お笑いコンビ・オードリーのおふたりが行進する構成。非日常的な存在をあえて重ねることで視線を引きつけつつ、現場のリアリティを損なわない設計になっています。
さらに施策はCMにとどまりません。オードリーのおふたりの名前にかけた駅広告を展開し、名前に紐づく駅を選定することで、広告自体に発見性と話題性を持たせ、現実空間へと文脈を拡張。加えてWBC中継での放映により幅広い層へリーチし、SNS上でも話題が広がりました。
5. 100通りの裏技を20mのスタイリング図鑑で発信|渋谷・マトメージュ大型OOH

株式会社ウテナのスタイリングブランド「マトメージュ」は、新生活シーズンに合わせ、100通りのヘアスタイリングアイデア「100MATOMAGE」を特設サイトに公開しました。
これにあわせて、2026年4月6日(月)から4月12日(日)まで、東急田園都市線渋谷駅の地下2階コンコースに、全長20mに及ぶ大型ボード広告を掲出。人気キャラクター「エスターバニー」のイラストとともに、日常のさまざまなシーンで役立つ100通りのテクニックを図鑑のような形式で紹介する構成です。
特設サイトでは全100通りのテクニックを詳しく解説しており、渋谷駅の巨大広告で視覚的なインパクトを与えた後に、より詳細な情報が集まるWebサイトへと自然に誘導する流れがつくられています。
30年続くブランドが、交通広告とWebコンテンツを組み合わせて自らのイメージを更新していく広告事例といえます。
新生活・新社会人を対象とした広告・イベント施策が目白押しの1週間でした。
どう注目を集め話題化するか、どう差別化し自分ごと化させるか。イベント来場者に社員という役割を与えたり、Z世代を中心に人気のキャラクターIPを広告に活用したりと、各社が独自のアプローチで挑んだ事例が多く見られました。
その他のPick of the weekについてはこちら
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