自己啓発本を真っ向から否定!? “アンチ本屋”の耳が痛くなるCM

D2C専門のネット出版社WhatIsABookをご存知でしょうか? オリジナルの書籍をオンラインのみで販売している新参ブランドとして日々その知名度を高めており、特筆すべきは“自己啓発本の存在意義を真っ向から否定する、尖った内容の書籍”を展開していることです。そんなWhatIsABook初のテレビCMは、同社の尖ったメッセージ性を最大限訴求しつつ、まだ知らない人たちから興味関心を集めるような“らしさ”満載のクリエイティブに仕上がっています。

“The Anti Book Store(アンチ本屋)”というストレートで強烈なタイトルの動画では、日頃から自己啓発本を読んでいるにもかかわらず人生が一向に好転しない主人公の様子を描いています。動画の途中で「自己啓発本なんて人を気持ちよくするためだけの存在なの。だからWhatIsABookではもっと大切なことをまとめた本を皆さんに提供しています」とコメントする女性が登場します。

その後、実際にWhatIsABookで取り扱っているインパクト抜群なタイトルが紹介されます。「YOU ARE STUPID AND YOU KNOW IT: A Cook Book for Idiots(あなたは自分がバカであることを知っているはず:バカのための料理本)」や「NOBODY LIKES YOU: How to Survive the Apocalypse Alone(誰もあなたのことなんて好いていない:世紀末を1人で生き延びる方法)」――既存の書籍に対する違和感を浮き彫りしつつ自社商品の魅力をダイレクトに伝えた皮肉たっぷりのCMでした。

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