2023.11.27

#さぁ、ご自愛しましょう新体験型ショールーム「明日見世」に集うヒトとモノ

大丸東京店4階にある「明日見世-asumise-」は、大丸松坂屋百貨店が運営するD2Cブランド向けのショールーミングスペース。オープン以来、テーマに沿って3ヶ月ごとに展開ブランドを入れ替え、何度でも足を運びたくなるような魅力的な店づくりを目指しています。第10弾は、「さあ、ご自愛しましょう」をテーマに、「あたたまる」「ととのう」「うるおう」をキーワードに全23ブランドを取りそろえ、2023年11月15日（水）から2024年2月6日（火）まで展開しています。

「明日見世-asumise-」は、想いあふれるモノとストーリーに出会い、試せる“みらいのためのショールーム”として注目を集め、実際に商品を体感できる空間になっています。また、購入を希望する場合は「QRコードを読み込んでECサイトから購入」という形の新体験型ショールームです。

大丸松坂屋百貨店が実施した調査では、約77％の方が「頑張った自分にご褒美を買ったことがある」、約66％の方が「自分が購入し体験した商品を誰かに贈ったことがある」と回答しています（※1）。そこで、今回は1年を締めくくるこの季節に、自分にも、大切な方にも贈りたい“ご自愛”のためのブランド・商品を提案しています。

IN MIST（インミスト）は、ミストタイプの次世代サプリメント。栄養成分をミスト化することで、口内からすぐ吸収が始まり、ダイレクトに身体に栄養を吸収することができます。さらに、水不要かつワンプッシュ1秒でどこでも簡単に使用できるため、習慣化しやすく効率的な栄養補給が可能です。ミストだから実現できた手軽さと吸収しやすさ。IN MISTは、現代を生きる全ての人の効率的な栄養補給をサポートするアイテムとなっています。

CACAO STYLE（カカオスタイル）は、継続的にカカオ農家支援活動を行っている株式会社明治による、カカオの新しい価値を生み出すライフスタイルブランド。チョコレートの製造過程で取り除かれている「カカオハスク」を有効活用した、カカオが香る、落ち着きとぬくもりあるプロダクトを紹介しています。このカカオハスクとは、カカオ豆の種皮のことで、シェルとも呼ばれているもの。繊維質で固く、チョコレートに加えると口当たりや風味が悪くなるため、チョコレート製造の途中で取り除かれているものです。

waffle haramaki（ワッフルハラマキ）は、多様な暮らしに寄り添える、新しい腹巻のかたちを提案するブランドです。腹巻のマイナスイメージを払拭する、シンプルかつ洗練されたデザインやカラーを展開しています。

KOHARU（コハル）は、得意とする撚糸加工の技術で開発した、従来のイメージを超えた新しいシルク製品を展開。糸に360°起毛加工を施すことで、空気を含み暖かく柔らかいタッチを生みだしています。くつろぎの時間に最適なブランケットやネックウォーマーなど、やさしく包み込んでくれるアイテムを紹介しています。

ミズノヘルシーインテリアは、アスリートを支え続けてきたミズノが展開する、日々無理なくトレーニングを継続することをコンセプトにしたブランド。内側から身体をあたため、心身をととのえる「＃おうちトレーニング」を提案しています。機能性はもちろん、インテリアに溶け込むデザインが特徴です。店頭では、それぞれのアイテムがどの部分にアプローチできるかをわかりやすく表示し、自由に体験できるようになっています。

favs（ファブス）は、水着ブランド「ALEXIA STAM」のデザイナーを務めている山中美智子氏が手がけるスキンケアブランドです。自身の敏感肌経験や、培った美容・ファッションの知見にもとづき、敏感肌の方にも感動を届けたい思いからディレクター本人がゼロから開発に参画し、“すべての人へ、今よりも美しい肌を。”という思いを形にしたアイテムを展開しています。これからの季節にぴったりな1本で2役のボディマッサージ可能なバスオイルや、ファンデーションを試せるほか、ご自愛時間やギフトにぴったりなアイテムも紹介しています。

苦戦が続くデパート業界ですが、大丸東京店の新体験型ショールームは、テーマに沿って3ヶ月毎に展開ブランドを入れ替え、共感によってリピート来店に成功しています。また、商品を体験できる場としての機能に特化し、購入はECサイトへの誘導とすることで出展しやすく、ブランドの数も増やせているところもポイントです。

たくさんの良いアイテムとの出会いが期待できる場があることで、定期的に足が向かう動機づけになり、デパートとしてのブランド価値を高める施策の好例といえそうです。

・※1：2023年5月30日（株）大丸松坂屋百貨店　「贈り物・プレゼント」に関する意識調査