ビーガンバーガーを訴求するため野菜を大胆に使用したマクドナルドのOOH

ファストフード大手のマクドナルドは、植物由来の原料のみを使ったビーガンバーガーMcPlantの訴求を、野菜そのものを連想させるデザインで表現し、ビーガン志向が高まるヨーロッパのオーストリア市場に向けて公開しました。

McPlantは2020年11月に発表した植物由来の「肉」を使ったバーガーで、米企業Beyond Meat協力のもと開発したパティに加え、ソースや具材、チーズに至るまですべてが動物由来の原材料を含んでいない100%ビーガンなメニューとなっており、食の多様性が進んでいるマーケットにおいて、顧客層の幅を拡げるために導入されて以降一部の熱烈なファンを生む人気商品となっています。

ハンバーガーならではのジューシーのおいしさはそのままに、植物由来の原料で作られたMcPlantをアピールするために作られた広告はとにかくシンプルでストレート。豆のサヤのなかに入っているMcPlantのビジュアルで植物性を演出しつつ「えんどう豆のように優しい」というフレーズで、商品の味わいにも言及しています。

同社は過去にも”#LATEBUTGREAT(ちょっと遅いくらいだけど、とてもおいしい)”というキャッチコピーで、McPlantの登場をダイナミックに演出した広告も製作しており、ヨーロッパ圏で高まる食の多様化に対応するために、新商品の開発とその訴求に余念がないことをアピールしたい企業姿勢が伺えます。

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