ゲーム依存症は本当に病気ですか? 議論を投げかけることで存在感をアピールした広告代理店の自社広告

韓国・ソウルに拠点を構える広告代理店のQUAKERZは、世間で話題になっているトピックに着目し、議論を巻き起こすことができるという自社のアピールを行ったセルフブランディング動画を公開。ゲーム中毒に該当する若年層が増えつつある韓国において「ゲームに熱中することは病気か?」という問いを投げかけました。

 

路地裏や人通りの多い街中で、くつろぎながらスマートフォンのゲームアプリに熱中する男性ですが、周囲のことは一切に目に入っておらず、まるで自宅にいるかのように過ごしています。

最初は椅子に腰掛ける程度のくつろぎ方をしていた男性ですが、次第にエスカレートして最終的にベッドに寝転がっているかのような姿勢になっていき、その非日常的な光景を目にした道行く人々は、怪しい人を見るような視線を送りながら遠巻きに避けていってしまいます。

「ゲームは楽しい。いつでも、どこでも」というキャッチフレーズが流れた後に「2022年現在、世界保健機関はゲーム依存症を病気として認定しています。あなたはどう思いますか?」と問いかけ幕を下ろした動画は、世界が注目する新しい病気と向き合っていくにあたり、そもそもの判断が適切かどうかについて議論を巻き起こすことで、社会的な文脈を汲めることをポップな世界観の中でアピールしました。

なお、最後は撮影中のメイキングシーンも入れ込み、少しのユーモアさを取り込むことも成功したようです。

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