小説、音楽、映像で物語世界を紡ぐ。4人の直木賞作家とYOASOBIのコラボ企画

4人の直木賞作家、島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さんと、「小説を音楽にするユニット」として活動しているYOASOBIがコラボレーションし、小説、音楽、映像で作品を展開しながら物語世界を紡ぎあげていくプロジェクトが誕生。そのプロモーションとして映像を制作し、WEBや全国の1000を超える書店の店頭で公開しました。

企画のベースとなる小説「はじめての」は、4人の作家のはじめてをモチーフにしたバラエティ豊かな4つの物語を収録していて、「私だけの所有者<はじめて人を好きになったときに読む物語>」(著:島本理生)、「ユーレイ<はじめて家出したときに読む物語>」(著:辻村深月)「色違いのトランプ<はじめて容疑者になったときに読む物語>」(著:宮部みゆき)、「ヒカリノタネ<はじめて告白したときに読む物語>」(著:森絵都)が掲載されたアンソロジー小説です。

楽曲とのコラボレーションによる小説執筆は作家たちにとってもはじめての試みで、モチーフにとどまらず、設定やジャンル等、創作においてもそれぞれの「はじめて」に挑んでおり、そこも読みどころのひとつとなっています。

YOASOBIは、それぞれの短編を原作に1曲ずつ楽曲を制作し順次リリース。第1作は島本氏の小説「私だけの所有者」をもとにした「ミスター」という曲名で、主人公であるアンドロイド「僕」が所有者「Mr.ナルセ」に抱いた、名前を知らない「はじめての感情」から綴られる、切なく儚いシティ・ポップに仕上がっています。ティーザーではボーカルのikuraさんが小説の一節を朗読し、世界観を盛り上げています。

そして、楽曲「ミスター」はこちら。

引き続き、小説、音楽、映像で作品を展開しながら物語世界を紡ぎあげていくこのプロジェクトは、第2作以降も様々なはじめてを見ることができそうです。

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