Instagramのストーリーズ風演出で若者に献血を呼びかけた韓国の動画

韓国の赤十字は、国内で採取できる献血量の増加を狙って、Instagramのストーリーズを思わせる縦型の演出やストリートダンスを踊る男女なども用い、若者に献血を呼びかけたブランディング動画「Bloodonors（献血者たち）」を公開しました。

さまざまな人が登場する動画は、キャストからCGの使い方、メッセージングまでいずれも若者を意識しており、「ベジタリアンになって健康的な生活を送っているって？　それだけじゃ満足できない。環境を守るために気を遣っているって？　それだけじゃ足りない」――そして、これまで健康に気をつけてきた意義は“それを他者に分け与えるところにある”と訴えます。

「そう、たとえばこんなのはどう？　Bloodonorになるの。わたしたちBloodonorsは日常的に献血に行き、自分たちの健康を分け与えることで他の人の命を救っている。普段の仕事は違くても、みんな同じ名前で呼ばれている。そう、わたしたちはBloodonors」

尖ったメッセージを随所に散りばめることで自分ごと化しやすくできるなど、ターゲット層を明確に設定した動画は、韓国の若年層を中心に話題を呼びました。

その他のCSR事例についてはこちら
会員登録、メルマガの受信設定はこちら