ホテルニューオータニが生ごみ由来のサスティナブルな梨カクテル「Re.Pear」を販売

ホテルニューオータニ(東京)が、9月1日から11月30日までの期間、館内で排出される生ごみ由来の有機たい肥で栽培された和梨を使用した新作カクテル「Re.Pear」をホテル内の対象レストランで販売しています。

「Re.Pear」は、世界最大級のバーテンダーコンペティション「ディアジオワールドクラス2019」で部門優勝を勝ち取ったバーテンダー・吉田宏樹さんがカクテルを通してSDGsに取り組む「サスティナブルカクテルシリーズ」の第3弾となる作品で、「地球に良いことは巡り巡って人にも良いこと。環境、健康、人との繋がりをカクテルを通して作っていけたら」という吉田さんの思いが込められています。

「Re.Pear」では秋の味覚の和梨をカクテル1杯につき贅沢に1/2個使用しており、世界で最もSDGsに積極的なオランダ スキーダムのノレッド蒸留所で制作された「ケテルワン ウォッカ」をベースに、ニューオータニオリジナルのハーブティと和梨を加え、ブレンダーでかき混ぜることで、シャリシャリとした食感とともに和梨の風味が引き立つ口当たりの良いカクテルに仕上げられています。ノンアルコールにはソーヴィニヨンブランジュースを使用しており、さっぱりとした味わいになっています。

ホテルニューオータニでは、館内36店舗のレストランとバーから、1日約5トンの食品廃棄物が排出されていますが、そのすべての食品廃棄物をホテル内にある地下のコンポストプラントで有機たい肥へと変え、契約農家と連携することで循環型リサイクルシステムを構築して、生ごみを100%リサイクルする取り組みを行っており、「Re.Pear」もこの有機たい肥を利用して育てられた梨を使用しているとのことです。

 

これまでも、2020年3月に「サスティナブルカクテルシリーズ」第1弾として、繰り返し利用できる環境にやさしい竹のタンブラーを使用したカクテル「Sakura Fizz」、2021年6月には第2弾として、廃棄予定の果物の皮や牛乳をリユースした廃棄物ゼロのカクテル「Loss “ZERO”」などを販売しています。

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