炎や煙の怪物が迫りくる、知られざる自然破壊の進行を描いたペルーのプリント広告

ペルーの広告代理店Lion Heartは、6月29日の国際熱帯デーに合わせ、人類による熱帯雨林の破壊行為抑制を訴えるため”The monsters are not just viruses(この世に存在する怪物は、ウイルスだけじゃない)”というキャッチコピーとともに、居場所を焼き払われたしまった動物たちの様子を描いたビジュアル広告を公開しました。

うつむいた形で地面を見つめる小熊の姿が写されたバージョンでは、彼が生まれ育ったであろう木々が、悪魔のような形に見える業火に焼かれる様子が描かれており、横に書かれた”12% of tropical forests were consumed in a pandemic(パンデミック中に、熱帯雨林全体の12%が破壊されてしまった)”という言葉が。

新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛期間中にも、我々が知らないところで自然環境が失われてしまっていたことを告げています。

ジャガーの子どもが主役のバージョンでは、いまにもすべてを飲み込んでしまいそうな勢いの黒煙が迫り来るシーンが描かれています。

自然が豊富なペルーに拠点を構える会社ならではの視点で、人類が関心を向けるべき社会課題をショッキングなビジュアルで表現しました。

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